いっちの1000字読書感想文

平成生まれの社会人。小説やビジネス書中心に感想を書いてます。

2019-06-03から1日間の記事一覧

『ショパンゾンビ・コンテスタント』町屋良平(著)の感想【才能がないとわかったときに】

才能がないとわかったときにどう生きるか 芥川賞の『1R1分34秒』は、ボクシングの話で、本作はピアニストの話です。 前作同様、主人公には才能がありません。今作は、愛もありません。 一方、主人公の友人には才能も愛もあります。 自分にないものを持ってい…