いっちの1000字読書感想文

平成生まれの30代。小説やビジネス書中心に感想を書いてます。

書き方

『新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング』唐木元(著)の感想【最後まで読んでもらえる文章を書くには】

良い文章とは完読される文章 良い文章ってなんでしょう? わかりやすい 役に立つ 心地が良い 元気が出る 人によって、さまざまです。 なので本書では、定義を定めています。 この本ではおしまいまで通して、「完読される文章が良い文章」ということに設定し…

『武器としての書く技術』イケダハヤト(著)の感想【読まれないブログを書いている人に】

ブログを書く人は必読 ブログを書く人は、何のために書いていますか? 伝えたいことがあるからですよね。 私もその一人です。 ブログを読んでくれた人が、何かを感じてくれたり、行動を起こしてくれたりしたらいいなと思って書いています。 ところが、簡単な…

『人を操る禁断の文章術』メンタリストDaiGo(著)の感想①【人を動かす文章を書く方法】

何のために文章を書くか 文章を書く理由って何でしょう。文章を書く場面の一例を挙げます。 学校の作文、読書感想文 就職活動のエントリーシート 議事録 企画書 メール 共通するのは、読み手がいること。 読み手からすると、読みにくい文章は嫌です。 では、…

『芥川・太宰に学ぶ 心をつかむ文章講座 名文の愉しみ方・書き方』出口汪(著)の感想【文章を読んでもらうには】

自分の文章を読んでもらいたい人におすすめ 人はなぜ文章を書くのでしょう。 Twitter、Facebook、Instagramなどで多くの人が発信しています。 私もブログで発信しています。 私がブログを書いている理由はいくつかありますが、その一つに「読んでもらいたい…

『20歳の自分に受けさせたい文章講義』古賀史健(著)の感想【話すように書くために】

頭の中の「ぐるぐる」を言葉にしたい人におすすめ 文章を書こうとすると、固まってしまう 自分の気持ちをうまく文章にすることができない 頭の中には書きたいことが渦巻いているのに、いざパソコンに向かうと手が止まってしまう経験は、私もあります。 文章…

『10倍速く書ける 超スピード文章術』上阪徹(著)の感想【伝わる文章を早く書きたい人に】

伝わる文章を早く書きたい人におすすめ 社会人は、文章を書くことが多いです。議事録、企画書、報告書、メールなど。 文章の作成に時間をとられ、他の業務に手が付けられなくなると、残業せざるを得なくなります。 逆に、早く文章を書ければ、その時間は他の…

『マジ文章書けないんだけど』前田安正(著)の感想【就活生や新社会人の初めの一冊】

就職活動を始めた大学生や、新社会人におすすめ ストーリー仕立てで文章の書き方を説明しています。 登場人物は、カフェでバイトをする女子大生と、そのカフェに通う謎のおじさん。 おじさんが女子大生に文章の手ほどきをして、最後にはES(エントリーシート…

『文章力の基本』阿部紘久(著)の感想【文章の書き方の基礎】

書き方の基礎を学びたい人におすすめ 文章力の基本と題を打っているだけあり、読みやすいです。 以下、構成を目次から抜粋します。 短く書く 自然な正しい表現で書く 言いたいことを明確にする 分かりやすく書く 簡潔に書く 共感を呼ぶように書く 表記とレイ…

『入門 考える技術・書く技術』山﨑康司(著)の感想【論理的な考え方、書き方のために】

人にうまく伝えたいと思う人におすすめ 人に何か伝えるのは得意ですか? 私は苦手です。要因は2つあります。 人前では緊張するので、言いたいことをうまく話せない あれもこれも盛り込んでしまうので、要点が掴めない 本書は、 論理的な考え方や書き方を身…

『新版・小説を書きたい人の本』誉田龍一(著)の感想【初心者向け小説の書き方】

小説を書きたいけど、何から始めたらいいかわからない人におすすめ 本書は、以下のような構成になっています。 角田光代さん、辻村深月さん、誉田哲也さんへのインタビュー 小説を書く前にやること テーマやアイデアの出し方 あらすじやストーリーの書き方 …

『伝わる・揺さぶる!文章を書く』山田ズーニー(著)の感想【依頼文、議事録、志望動機、謝罪文の書き方】

望む結果を出すための文章を書く 本書のゴールは以下のとおりです。 あなたの書いたもので、読み手の心を動かし、状況を切り開き、望む結果を出すこと(p.32) 読み手の心が動けば、状況は動き、結果は出ます。 そういう文章を書きたい人におすすめです。 伝…

『ストーリーメーカー 創作のための物語論』大塚英志(著)の感想【物語を作る方法】

読むな、使え 本書の帯に大きく書かれています。 読まないで使うってどういうことでしょう。 30のQ&Aに徹底して答え、そして、思考することであなたの内なる「物語再生装置」を鍛え直し、再起動する、「読む」のではなく、書き込んで「使う」ための物語制…

『「物語」の魅せ方入門 9つのレシピ』円山夢久(著)の感想【物語のバリエーションを増やしたい方へ】

書き上げた作品を見せたら「登場人物がからっぽ」 私は数年間、物語を書いています。 ある時、私の作品を読んでくれた人から、「登場人物がからっぽ」と言われました。 悔しかったので、物語の基礎から学ぶため、円山夢久さんの『「物語」のつくり方入門 7つ…

『「物語」の組み立て方入門 5つのテンプレート』円山夢久(著)の感想【物語の構造を知りたい方へ】

せっかく書き上げた作品は「登場人物がからっぽ」 私は数年間、物語を書いています。 書き上げるのは大変ですが、好きなのでやめられません。 しかし、作品を読んでくれた人から、「登場人物がからっぽ」と言われました。 悔しかったです。自分ではそう思っ…

『「物語」のつくり方入門 7つのレッスン』円山夢久(著)の感想【物語を書きたい人へ】

登場人物がからっぽと言われて 私は数年間、物語を書いています。 公募にチャレンジしていますが、二次選考止まりです。作品を読んでくれた人から、「登場人物がからっぽ」と指摘を受けました。 自分では書けているつもりでも、他人の目から見れば、ご都合主…