本-生き方
人生100年の生き方 本書は、「100年生きる時代、自分だけの物語を描こう」というものです。 紹介文に、 「ライフシフト」を、地方在住の平均的な40代日本人男性を主人公に据え、より身近なものとして解説する とあります。 主人公の収入は平均的ですが、スペ…
何者にもなれない俺 「なにおれ」という著者名が気になりました。 「きっと "なに" 者にもなれない "おれ" たち」の略、だそうです。 著者名からわかることは、 なにおれさんは、何者にもなれないと悟った おれ「たち」なので、何者にもなれないと悟った人は…
強制収容所に入れられたら 感想①はこちらです。 ナチス強制収容所のような出来事は二度とないと信じたいです。 ただ万が一、強制収容所に入れられたら、どうしたらよいでしょうか。 本書を読んで、外面的、内面的に対処法があると考えました。 まず外面の対…
ナチス強制収容所での実体験 本書を読んだのは、『東大から刑務所へ』を読んだからです。 感想はこちらです。 元大王製紙の会長である井川意高さんが、刑務所で唯一泣いたのが、『夜と霧』を読んだときだったそうです。 ナチスがやったこと、ユダヤ人が体験…
刑務所で一般教養を学び直す 感想①はこちらです。 本書では刑務所での生活も描かれています。 刑務所では自由時間はたっぷりある。工場での作業のあと、午後5時過ぎに夕食を終えたら、午後9時まで4時間近くも本を読める。土日は午前8時から午後9時まで、独房…
出所後もギャンブル依存症は止まらない 本書は『熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録』の続編です。 前編の感想はこちら。 著者の井川さんは、大王製紙の会長時代、連結子会社から約55億円を借り入れた会社法違反で逮捕されました。 借り入れた金も含め…
カジノで106億負けた理由 著者の井川さんは、42歳で大王製紙の社長になった方です。 筑波大学附属駒場中学校・高等学校 東京大学法学部 を経て、祖父が創業した大王製紙に入社しています。 東大に入っておけば、少なくとも学歴面で「あいつは所詮ボンボンだ…
ライブドア事件と野口英昭氏の自殺 感想①はこちらです。 野口英昭さんは、堀江さんの会社の部下でしたが、後に辞めています。 野口さんの自殺の報道が流れたのは、堀江さんに強制捜査が入った直後の出来事です。 野口氏の死に僕が関与していたと思い込んでい…
ホリエモンの自叙伝 一気に読みました。 これは僕が長野刑務所で服役していた時に書き始めたものだ。 生まれて最初の記憶から現在までを時系列で辿っていく、いわゆる自叙伝ということになる。 この書き出しに引き込まれました。 捕まる前の堀江さんと言えば…
特定の主題で人格を全否定しない タイトルに惹かれて読みました。 「人生の結論」が書かれている本があるなんて。 著者の小池さんを、私は存じ上げなかったのですが、興味深い経歴の方でした。 小説家を目指しましたが断念しました。その後弁護士を目指しま…
小説のオリジナリティー 村上さんが小説家としてどう歩んできたのか、読みやすい言葉で語られます。 小説を長く書き続けること、小説を書いて生活していくこと、小説家として生き残っていくこと、これは至難の業です。普通の人間にはまずできないことだ、と…
仕事を辞める タイトルが強烈です。 「もしあと1年で人生が終わるとしたら?」 タイトルに惹かれて読みました。 しかし、私は何も変わりませんでした。 なぜなら、私は「あと1年で人生が終わる」と思っていないからです。 仮に、「あと1年で人生が終わる」と…
書評ブログで月1万円稼ぐ方法 感想①はこちらです。 僕が個人事業主として独立したての頃、「自分の力でゼロから仕事を生み出し、月1万円稼ぐにはどうしたらいいのだろう」ということをずっと考えてきました。 著者は、独立してから1万円を稼ぐにはどうするか…
ものを減らして理想の人生を叶える ミニマリストとは、ものを減らすことだけではありません。 ものが減れば部屋がすっきりして、生活しやすい空間になりますが、著者は、理想の人生を叶えるためだと言います。 ミニマリストとは、「持ち物の数」で決まるので…
AmazonオーディオブックAudibleのおすすめ 初めてオーディオブックを聞きました。 オーディオブックとは、簡単に言うと、本の朗読サービスです。本に書かれた文字を、ナレーションの方が読み上げてくれます。 本を手に取って読めば、身体を拘束されます。で…
死ぬよりは逃げる道を選ぶ 著者の田中さんは、大学受験に失敗して15年、仕事をせず家にいました。 朝起きて、食事をして、たまに母や祖父と言葉を交わし、テレビを眺め、窓越しの景色を眺め、本を読み、文章を書く―― そんな生活です。 29歳のときに、書いた…
少年刑務所受刑者の詩集 本書は、奈良少年刑務所の受刑者が書いた詩で、構成されています。 タイトルの「空が青いから白をえらんだのです」も、受刑者の書いた詩です。 詩を書いた受刑者の人となりを、編者の寮さんが補足します。 残念ながら私は、57編の詩…
彼女たちはなぜ躓いたのか 感想①はこちらです。 本書のサブタイトルに、「彼女たちはなぜ躓いたのか」とあります。 つまずいた先が、貧困です。 貧困は犯罪や売春に直結している。 なぜ、貧困女子になってしまったのでしょう。 転落する原因は親が低収入、親…
貧困女子を反面教師に 貧困女子への救いはありません。 貧困から抜け出すのは無理でしょう。 国や自治体、社会の責任にしたところで、何も変わりません。 システムの変革を待っていても、苦しさは変わりませんし、その間に死にます。 では、本書が教えてく…
自分の死から人生を考える 目標を立てるとき、 ○○大学合格 ○○会社内定 と、具体的な目標を設定し、達成方法を考える人が多いと思います。 私もその一人です。 ですが、間違っていました。 もっと大きなスケールで考える必要がありました。 自分の死から考え…
勝つために諦める 高校生の為末さんは、 100m 200m 400m の陸上選手でした。すべて全国トップクラスです。 ですが、インターハイで監督が100mのエントリーを取り消したことをきっかけに、 400m 400mハードル に、競技を絞ります。 なぜなら、 400メートルハ…
自己肯定感を育む方法 乙武さんは、生まれつき手足がありません。 手足のない体で生まれたことを、一度も恨んでいないと言います。 なぜでしょう。 自己肯定感があったからだと乙武さんは言います。 自己肯定感とは、「自分は大切な存在だ」「自分はかけがえ…
仕事に生きがいがない人に 本書は「仕事に生きがいを見出せない人」との対話形式です。 例えば、 引きこもりの25歳学生 つまらない仕事にしがみついている40代サラリーマン 著者の中島さんは、仕事における成功に導くわけでも、ゆったりした自分らしい生活を…
勝ちを目的にしない生き方 著者の梅原さんは、プロゲーマーです。 小学生の頃から、ゲームへの意識が並外れていました。 唯一の存在だったゲームを諦めたら、続けることをやめたら人生が終わる。 同級生でサッカーをする人が増えても、一人でゲームを続けま…
公務員かプロゲーマーか 東大卒のときどさんは、進路を公務員かプロゲーマーに、決めかねていました。 公務員は安心だから。(中略)プロゲーマーは、海のものとも山のものともわからない。ゲームは趣味でやっていたってじゅうぶんに楽しい。 周りの人に相談…
マイノリティの断片集 マイノリティと呼ばれる方々が、インタビュー形式で語ります。 日系南米人のゲイ 男の感覚を捨てたくないニューハーフ 摂食障害の女性 シングルマザーの風俗嬢 元ホームレスのおっちゃん この人たちの生活の一部を、垣間見ることができ…
妨げる死を防ぐ 人生100年時代、長く健康でいたいです。 食事、運動、睡眠が重要なのは知っています。 同じくらい、大事なことがありました。 生き続けるために、最も重要で確実な「結論」はたった一つ。 それは、「防げる死を防ぐ」ことだ。 病気にならない…
「好き」以外を排除して一極集中 ミニマリストって、必要最低限の物だけで生活する人でしょ? そう思っていましたが、しぶさんの持ち物に驚かされました。 ドラム式洗濯乾燥機 口腔洗浄機 ダイソンのヘヤドライヤー 意外とお金をかけてると驚きましたが、 ミ…
結婚に不安や迷いがある人に 結婚に迷う理由は何ですか? お金がないから 仕事をしていないから いい相手を探しているから それでも結婚しましょう、と著者のえらいてんちょうさんは言います。 なぜでしょうか。 結婚することで、 社会的ステータスが上がる…
好きなことを優先するために考える 週に2日だけ介護の仕事をして、他の日は散歩したり読書したり野草を摘んだり。 大原さんは、東京の多摩地区で、2万8000円のアパートに住んでいます。(その後、台湾に転居したそうです) みんなもわたしを見習って隠居しよ…