本-生き方
彼女たちはなぜ躓いたのか 感想①はこちらです。 本書のサブタイトルに、「彼女たちはなぜ躓いたのか」とあります。 つまずいた先が、貧困です。 貧困は犯罪や売春に直結している。 なぜ、貧困女子になってしまったのでしょう。 転落する原因は親が低収入、親…
貧困女子を反面教師に 貧困女子への救いはありません。 貧困から抜け出すのは無理でしょう。 国や自治体、社会の責任にしたところで、何も変わりません。 システムの変革を待っていても、苦しさは変わりませんし、その間に死にます。 では、本書が教えてく…
自分の死から人生を考える 目標を立てるとき、 ○○大学合格 ○○会社内定 と、具体的な目標を設定し、達成方法を考える人が多いと思います。 私もその一人です。 ですが、間違っていました。 もっと大きなスケールで考える必要がありました。 自分の死から考え…
勝つために諦める 高校生の為末さんは、 100m 200m 400m の陸上選手でした。すべて全国トップクラスです。 ですが、インターハイで監督が100mのエントリーを取り消したことをきっかけに、 400m 400mハードル に、競技を絞ります。 なぜなら、 400メートルハ…
自己肯定感を育む方法 乙武さんは、生まれつき手足がありません。 手足のない体で生まれたことを、一度も恨んでいないと言います。 なぜでしょう。 自己肯定感があったからだと乙武さんは言います。 自己肯定感とは、「自分は大切な存在だ」「自分はかけがえ…
仕事に生きがいがない人に 本書は「仕事に生きがいを見出せない人」との対話形式です。 例えば、 引きこもりの25歳学生 つまらない仕事にしがみついている40代サラリーマン 著者の中島さんは、仕事における成功に導くわけでも、ゆったりした自分らしい生活を…
勝ちを目的にしない生き方 著者の梅原さんは、プロゲーマーです。 小学生の頃から、ゲームへの意識が並外れていました。 唯一の存在だったゲームを諦めたら、続けることをやめたら人生が終わる。 同級生でサッカーをする人が増えても、一人でゲームを続けま…
公務員かプロゲーマーか 東大卒のときどさんは、進路を公務員かプロゲーマーに、決めかねていました。 公務員は安心だから。(中略)プロゲーマーは、海のものとも山のものともわからない。ゲームは趣味でやっていたってじゅうぶんに楽しい。 周りの人に相談…
マイノリティの断片集 マイノリティと呼ばれる方々が、インタビュー形式で語ります。 日系南米人のゲイ 男の感覚を捨てたくないニューハーフ 摂食障害の女性 シングルマザーの風俗嬢 元ホームレスのおっちゃん この人たちの生活の一部を、垣間見ることができ…
妨げる死を防ぐ 人生100年時代、長く健康でいたいです。 食事、運動、睡眠が重要なのは知っています。 同じくらい、大事なことがありました。 生き続けるために、最も重要で確実な「結論」はたった一つ。 それは、「防げる死を防ぐ」ことだ。 病気にならない…
「好き」以外を排除して一極集中 ミニマリストって、必要最低限の物だけで生活する人でしょ? そう思っていましたが、しぶさんの持ち物に驚かされました。 ドラム式洗濯乾燥機 口腔洗浄機 ダイソンのヘヤドライヤー 意外とお金をかけてると驚きましたが、 ミ…
結婚に不安や迷いがある人に 結婚に迷う理由は何ですか? お金がないから 仕事をしていないから いい相手を探しているから それでも結婚しましょう、と著者のえらいてんちょうさんは言います。 なぜでしょうか。 結婚することで、 社会的ステータスが上がる…
好きなことを優先するために考える 週に2日だけ介護の仕事をして、他の日は散歩したり読書したり野草を摘んだり。 大原さんは、東京の多摩地区で、2万8000円のアパートに住んでいます。(その後、台湾に転居したそうです) みんなもわたしを見習って隠居しよ…
100歳まで生きるライフプランを立てていますか 本書の提言はこれに尽きます。 自分なりのライフプランを立てていれば、読む必要はありません。 400ページもある本書を読むより、ライフプランの実現に時間を割きましょう。 ですが、「貯金全然してないや」と…
物語や人との距離に関心がある人におすすめ 物語って何のためにあるんでしょう。 現実とは異なる架空の出来事ですし、読んだからといって、明日からの人生に役立つわけでもありませんし。 小説家の小川洋子さんは言います。 人は、生きていくうえで難しい現…
どうやって生きていくか 進学、就職、転職、そんな分岐点に現れる「進路」という言葉。 私は社会人ですが、いまだ進路に悩んでいます。 辞める理由がないので仕事を続けていますが、このままでいいのかと考えない日はありません。 「おとなの」と題打たれて…