いっちの1000字読書感想文

一応平成生まれ。小説やビジネス書中心に感想を書いています。

才能とは何か 中田敦彦『天才の証明』の感想(1000字)

きっかけはラジオ

 ニッポン放送のラジオ、中田敦彦のオールナイトニッポンプレミアムを聴きました。お笑い芸人さんのラジオっぽくありませんが、リアルタイムでビジネスしている様が面白いです。

 番組は、「幸福洗脳」と書かれた(いかにも怪しげで手に取らなそうな)Tシャツを1万円で売ろうとするが一枚も売れないという話からスタートしました。

 どうにかして売ろうとする中田さんの奔走を聴いているうちに、彼自身の考えが気になりました。

天才の証明

天才の証明

 

そこで本書、『天才の証明』

古いルールや体制、価値観に縛られてもがき苦しんでいる人たちに、その才能を遺憾なく発揮してほしい。それが、この本を書いた目的であり、証明したいことです。(p.4) 

 誰にでも才能はあるそうです。ですが、場所やその時代の価値基準によって認められずに埋もれてしまうことが多いのです。

「自分には芸人の才能はない」と、芸人がみな漫才やコント、大喜利の頂点を目指して散ってしまうように。

 皆と同じルートをたどる必要はありません。不得意なことに力を入れるより、自分にしかない才能を見つけ、それを伸ばしていくことでオンリーワンに近づくのです。

 オンリーワンは重宝されます。○○といえば、の代表格になるのですから。

 

自分にしかない才能とは

「続けられることが才能だ」といった言葉もあるように、同じ道を何十年もの間歩き続けられているのならば、その人にはその道での資質が間違いなくあると思います。(p.92)

 続けられていることは、才能と言ってもいいのかもしれません。一つのことを続けるのにはエネルギーがいります。苦しかったり、楽しくなかったりするものは、続かないものです。続いているものは、才能のかけら程度はあるのではないでしょうか

 

後は人よりも努力

 70点は取れるけど100点は取れないものについては、思い切って捨てるという選択が必要になってきます。限られた時間で、勝つための努力をしなければならないのです。

難しく感じるのは「向いていない」から(p.38)

 頑張ってはみたものの、難しい、だめだと判断したものは、苦しいですがきっぱりと諦めましょう。次のものにそのエネルギーを注ぐことで、何度もトライ&エラーできます。

 

 冒頭で、中田さんのラジオはお笑い芸人っぽくないと述べましたが、それがおかしい指摘でした。お笑い芸人っぽいラジオかどうかなんて私が気にする必要ありませんから。聴きたいと思うかどうかが大切です。

天才の証明

天才の証明

 

調べた言葉

寿ぎ(ことほぎ):言葉による祝福

アンプラグド:電気楽器を使わない演奏

下手な横好き:下手なくせにそのことに熱心

いさめる:抑え止める

蜜月:幸福な期間