定時で帰るのは当たり前
タイトルにおかしみがあります。
「定時で帰ります」とあえて宣言しているからです。
ここから読み取れるのは、定時で帰っていない人が多いけど、私は定時で帰りますよ、ということ。
なぜ、そんな宣言をするのでしょう。
定時で帰るのって当たり前ですよね。
ですが、そうなっていない会社が多い。
このドラマは、そんな社会を描いています。
今の働き方や生き方に疑問を持っている人におすすめです。

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一言あらすじ
定時帰りを信条とする主人公の、会社での立ち振る舞いや結婚観を描く。
主要人物
- 結衣:定時で帰り、行きつけの店でビールを飲むことが生きがい
- 種田:結衣の上司で元恋人。家庭より仕事を優先する
- 諏訪:結衣の婚約者。仕事より家庭を優先する
仕事優先と家庭優先、どちらの男と結婚すべきか
結衣がどちらの選択を取るかで、人生が違うものになります。
種田か諏訪か、それぞれにおける結衣の将来を見ていきます。
- 種田と結婚:結衣はそのまま働く。子どもは先かもしれない
- 諏訪と結婚:結衣は退職し、家庭に入る。すぐ子どもができるだろう
出産、子育てを優先するのであれば諏訪と結婚すべきだし、働きたいのであれば諏訪と結婚するのは控えるべきでしょう。
一見すると、家事をする夫(諏訪)がよいです。
ですが、結衣の好意は、種田に向いているように見えます。
結衣は、「家庭を大事にする」諏訪が好きなだけで、諏訪の人間性に好意を抱いているようには見えません。
逆に、「仕事ばかりで家庭をおろそかにしそうな」種田に、結衣の好意が見えます。
安定的な生活を望むなら諏訪ほどの男性はいないのに、種田に心が動いてしまうのは、好きという理由でしょう。
だからといって種田と結婚すればいいかというと、結婚後に大変になるのは必至です。
諏訪と結婚して働き続けるのが、結衣のベストアンサーな気がします。
定時で帰る方法
このドラマで良いのは、恋愛に偏りすぎていないことです。
毎日定時で帰る結衣は、時間内に自分の仕事を終わらせています。
では、なぜ定時で帰らない人がいるのでしょう。
- 皆が残業してるから
- 家に帰ってもやることがないから
- 仕事が終わらないから
1、2は害悪です。
「皆が残っているのに定時で帰るのは何事か」とか言い出すような連中です。
定時で帰るには、この人らの発言を一切無視することが重要です。
仕事を終わらせていれば嫌みを言われる筋合いはないので、堂々としましょう。
3は上司に相談です。
集中して取り組んでいるのに時間内に終わらないのであれば、仕事のやり方が間違っているか、仕事が多すぎるかです。
悶々と悩むよりも、上司に相談してみましょう。

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原作の小説はこちらです。

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