いっちの1000字読書感想文

一応平成生まれ。小説やビジネス書中心に感想を書いています。

最後まで読んでもらえる文章を書くには 唐木元『新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング』の感想(1000字)

良い文章とは完読される文章

 良い文章ってなんでしょう?

  • わかりやすい
  • 役に立つ
  • 心地が良い
  • 元気が出る

 人によって、さまざまです。

 なので本書では、定義を定めています。

この本ではおしまいまで通して、「完読される文章が良い文章」ということに設定します(p.14)

 最後まで読んでもらうのは大変ですよね。

 今、このブログを読んでくださっている方も、ワンクリックで離脱できます。

 読み続ける必要はありません。

 読んでいただけてるのは、役に立つ情報があるかもしれないと思うからではないでしょうか。

 結論から言うと、完読される文章を書くために必要なのは、以下の2つです。

  1. 書き始めるまでの準備
  2. 書き終わってからの推敲

 最後まで読んでもらえる文章を書きたい人におすすめです。

新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング (できるビジネス)

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いきなり書き始めない

いきなり書けば、15分で仕上がる記事もあれば5時間かかるときもある。そんな方法より、いつも30分で仕上がる方法を選ぶのが、毎日安定して大量に書き続けるための秘訣です。(p.36)

 書き始める前の準備を行えば、一定した時間で書けるということです。

 具体的な手順は以下のとおりです。

  1. どんなことを伝える文章なのかを定め、(テーマを決める)
  2. テーマを伝えるために何を書くかを並べ、(箇条書きする)
  3. どれから書くかを決め、(箇条書きの並び替え)
  4. どこを重点に書くかを定める(箇条書きの肉付け)

 この手順を踏まえれば、一定の時間で、テーマをうまく伝えやすくなります。

 

重複チェックと、余計な言葉削除

 文章を書いた後は、それをどうやって磨いていくかです。

最初に手を付けるべき最重要の概念は「重複」です。重複はあらゆるスケールで起こり得るということ、また重複を取り除いていくだけで、文章は一気に洗練されていくことを理解してもらえると思います。(p.52) 

  重複チェックは以下のとおり行います。

  • 同じ単語を何度も使ってないか
  • 同じ文節を繰り返していないか(例:~して、~して。と、てが続く)
  • 同じ文末を繰り返していないか(例:~した。~した。と、過去形が続く)
  • テンプレの構造ばかりになっていないか(例:固有名詞が変わっただけのテンプレ記事)

 

 余計な言葉削除は以下のとおり行います。

  • 接続詞(削っても意味が通じるか)
  • 重複(削るか他の言葉への置き換れるか)
  • という(削っても意味が通じるか)
  • こと、もの(削るか他の言葉への置き換れるか)
  • 代名詞(削っても意味が通じるか)
  • 修飾語(ここぞというとき以外は削る)

 書き始めるまでの準備と、書き終わった後の推敲は、完読される文章への近道です。

新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング (できるビジネス)

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