田舎暮らしから沖縄旅行へ
『のんのんびより』は田舎で暮らす女の子たちを描いたアニメです。
家の周りには、田んぼや畑、山や川が広がっています。狸も出ます。
もちろん、コンビニやスーパーは近くにありません。
学校には生徒が5人。学年はばらばらですが、1つの教室で授業を受けます。
そんな日常を過ごしていたところ、デパートの福引きで沖縄旅行券が当たります。
田舎で暮らす主人公たちが、沖縄旅行という非日常を経験します。
本作は、日常を過ごす主人公たちが非日常を経験して、日常に戻ってくる物語です。
日常に戻ってくるので、寂しさはつきものです。
旅行から帰ってくるときのどうしようもなさって何なんでしょう。旅行先で、人との交流があったりしたらなおさら……
ただ、日常に戻って元通りかというと、少し違います。
ちょっぴり成長しているのです。
それは、大人によるものではなく、子ども同士によるものでした。
以下に興味がある人におすすめです。
- 綺麗な風景
- 民宿での交流
- 子どもの成長
- 悪者がいない物語
- 石垣島(竹富島)
劇場版 のんのんびより ばけーしょん 通常版( イベントチケット優先販売申込券 ) [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: KADOKAWA メディアファクトリー
- 発売日: 2019/02/27
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一言あらすじ
旅行先の民宿で、中学1年生の夏海は、同い年のあおいと交流を持つ。あおいは民宿の手伝いをしながら、夏海たちに島のガイドをする。あおいと仲良くなるにつれ、夏海は島を離れることに寂しさを感じる。
主要人物
- 夏海:中学1年生。田舎に住む。民宿でお手伝いをする、あおいと仲良くなる
- あおい:中学1年生。民宿で手伝いをしている
- れんげ:小学1年生。夏海と同じ学校に通う
きちんとお別れすること
旅行先での交流には別れがつきものです。
夏海も、せっかく仲良くなったあおいと、お別れしなければいけません。
夏海は、あおいにきちんとお別れせず、帰ろうとします。
面と向かって挨拶するのは、こっぱずかしいし、泣いてしまうかもしれません。気持ちはすごくわかります。
しかし、小学1年生のれんげから、挨拶するよう促されます。
小学1年生に、です。
なぜ、こうも大人なのかというと、れんげが以前同じような経験をしていたからです(アニメシリーズ第4話。見ていなくても本作を楽しめます)。
れんげは、田舎に遊びに来ていた女の子と仲良くなるのですが、ある日、いつものようにその子が滞在している家に遊びに行くと、帰ってしまっていました。別れの挨拶なしに。
れんげは、あいまいなまま別れるのは良くないと、わかっていたのです。
夏海はれんげから教えられます。
子どもの成長に、大人はいらないのです。
本作が面白かったら、アニメシリーズもおすすめです。
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