いっちの1000字読書感想文

平成生まれの30代。小説やビジネス書中心に感想を書いてます。

2010年代のアニメ年別ベスト

2010年代のアニメ年別ベスト

 Monomaneさんの以下の記事を読みまして、

proxia.hateblo.jp

 私も、2010年代に放送されたアニメの年別ベストをまとめておこうと思いました。

 まずは結論から。

  • 2010年 けいおん!!
  • 2011年 花咲くいろは
  • 2012年 TARI TARI
  • 2013年 のんのんびより
  • 2014年 SHIROBAKO
  • 2015年 のんのんびよりりぴーと
  • 2016年 Re:ゼロから始める異世界生活
  • 2017年 サクラクエスト
  • 2018年 ゆるキャン△
  • 2019年 トイ・ストーリー4(映画)

 

主人公が不器用にも頑張る物語が好き

 私は、主人公が不器用にも頑張る物語が好きなようです。

 例えば、

  • 花咲くいろは(旅館)
  • SHIROBAKO(アニメ制作)
  • サクラクエスト(町おこし)

 の「お仕事シリーズ」は、頑張り屋(でもちょっと不器用)な主人公が成長していく物語です。

 実写で言うとNHKの朝ドラに近く自分も頑張ってみようかなと思わされます。

 その「頑張ってみようかな」は、「自分も頑張らなきゃ」という焦りから生じるものではありません。

 頑張ったら楽しいかもしれない、という感じです。自主的な「頑張ろう」です。

 そう思うのは、主人公が最初から完璧ではないからです。

 最初から何でもできる主人公では共感しません。

 やろうと思えばできるけど、ただやらなかっただけ。

 そんな主人公では、ポテンシャルが違い過ぎる、とその作品を傍観してしまいます。

 例えば、「スラムダンク」は、別次元のものとして傍観してしまいます。読んでいる間は大変面白いのですが、読んだ後に何が残るかと言えば……

 すごかったなあ、という一言だけです。

 

なぜ「ゆるキャン△」か

 成長する物語が好きなら、なぜ「ゆるキャン△」なのか。

 2018年は「宇宙よりも遠い場所」だろう。

 そう思われる方がいらっしゃるかと思います。

 「宇宙よりも遠い場所」は、女子高生が南極へ行くという(誰から見ても無理と思われる)目標を掲げ、それに向けて努力する物語です。

 面白いし、感動します。

 一方「ゆるキャン△」は、女子高生の主人公たちがキャンプをするアニメです。

 仲間同士で喧嘩があるわけでも、主人公に大きな目標があるわけでもありません。

 楽しくキャンプがしたい、に尽きるアニメです。

 なのに、このアニメを選んだ理由は、成長物語と同じくらい、日常をゆるく過ごすアニメも好きだからです。

 「ゆるキャン△」は、仕事終わりに家でダラダラ見るのに最適です。

 「のんのんびより」も同じです。

 これらのアニメは、成長物語と違って傍観する(見守る?)アニメです。

 主人公たちの立場になるのではなく、彼ら(彼女ら)の生活を遠くで見ている感じです。

 「スラムダンク」の傍観と違うのは、日常をゆるく過ごす作品は、だらだら見られることです。手に汗握ることがありません。

 そんな日常の中に、人のやさしさが垣間見えるとき、ほろっと涙が流れます

  • 主人公が目標に向けて頑張る物語
  • 日常をゆるく過ごす物語

 私が上で挙げたアニメには、どちらかがあります。

 

惜しくもランクインできなかった作品

 年で1本だけ挙げるのは難しいです。

 惜しくもランクインできなかった作品を挙げておきます。

 特に2011年は激戦でした。

  • STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)(2011年)
  • ちはやふる(2011年)
  • 魔法少女まどか☆マギカ(2011年)
  • あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない(2011年)
  • ちはやふる2(2013年)
  • この素晴らしい世界に祝福を!(2016年)
  • 宇宙よりも遠い場所(2018年)
  • ハクメイとミコチ(2018年)

 

アニメ映画が一本だけある理由

 お気づきでしょうが、2019年だけTVアニメではなく、アニメ映画です。

 理由は、

  • 2019年のTVアニメで他の年に匹敵するものがなかった
  • 「トイ・ストーリー4」が良すぎた

 の2点です。

トイ・ストーリー4 (吹替版)

トイ・ストーリー4 (吹替版)

 

 感想はこちらです。

今回挙げたアニメの傾向から、私が好みそうなアニメを教えていただくと助かります。