ハマって飽きるを繰り返す
堀江さんは、ハマって飽きるを繰り返しています。
80点くらいで飽きて、また別のものにハマるそうです。
80点くらいで、100人に1人の人材になれるとすれば、
80点のものを3つ掛け合わせたとき、
100×100×100で、10000人に1人の人材になれます。
「多動力」とは、異なるものを同時にこなす力だと、堀江さんは言います。
「多動力」が必要とされる理由は、
- インターネットがあらゆるもの(家電、テレビ、自動車など)をつなぐと、業界の壁がなくなる
- 求められるのは、業界を越えていく人間
- 業界を越えていく人間は、異なるものを同時にこなす力(=多動力)が必要
と、時代の流れに合っています。
ですが、同時にいろんなことをこなせるでしょうか。
何百もの仕事を同時にこなすためには、「自分でやらないこと」を決めるのが大切だ。自分にしかできない仕事以外は、他人に思いっきり任せよう。
他人にできることは任せて、空いた時間を自分に使うということですね。
解説の箕輪厚介さんは言います。
堀江さんは自分が本来やる必要のないこと、自分の心が動かないことは、片っ端からまわりのスタッフとか信頼できる人に投げまくる。
(中略)
本当の「多動力」とは「効率よく無数の仕事を処理する力」ではなく「楽しいこと以外、自分にしかできないこと以外はやらないと決める力」だ。
会社員をしていると、やりたくない仕事や参加したくない会議はあります。
- 仕事だから仕方ない
- 参加必須だから仕方ない
と考えず、それらを減らすよう工夫していきたいです。
いつも多動でいるために一番大事なこと。それは、1日24時間の中から「ワクワクしない時間」を減らしていくことだ。
ワクワクしない時間を過ごしている人におすすめです。
自分の時間を取り戻す
まず大切なことは、「自分の時間」を取り戻すことだ。「他人の時間」を生かされている限り「多動力」は身につかない。
(中略)
多動力を身につけると、「仕事」も「遊び」も、次第に境目がなくなり、1日 24 時間がワクワクで埋め尽くされる。
羨ましい生き方です。
ワクワクしながら毎日過ごす人がいる一方で、休日の最終日を憂うつな気分で過ごす人がいます。
できることならワクワクした人生を送りたい。憂うつな気分で過ごしたい人はいません。
では、どうすればいいか。
楽しむことだけがすべてなのだ。好きなことを好きなだけやっていると、手元に何かが残っているのだ。人は「おもしろい」「ワクワクする」と感じられれば、時間を忘れて目の前の体験に没入できる。
(中略)
仕事に没頭し、遊びに没頭し、夢中になれさえすれば、目的なんておのずと達成される。結果はあとからついてくる。
好きなことに没頭して生きるなんて、最高ですよね。
そんなの無理! と一蹴せず、
まずは、ワクワクしない時間を減らすことから始めていきます。
調べた言葉
- 侃々諤々(かんかんがくがく):ひるまず盛んに議論するさま
堀江さんの働く意味が書かれている本『ゼロ』の感想はこちらです。