いっちの1000字読書感想文

平成生まれの30代。小説やビジネス書中心に感想を書いてます。

『1%の努力』ひろゆき(著)の感想【AmazonオーディオブックAudibleのおすすめ】

AmazonオーディオブックAudibleのおすすめ

初めてオーディオブックを聞きました。

オーディオブックとは、簡単に言うと、本の朗読サービスです。本に書かれた文字を、ナレーションの方が読み上げてくれます。

本を手に取って読めば、身体を拘束されます。ですが耳で聞いていれば、身体を動かすことができます

本は、目で読むものでしたが、耳で聞くのもありという考えに変わりました

耳で聞く方がいい、とまでは言えません。耳で聞いていれば両手が開くので他の作業ができるのですが、他の作業をしながらだと、聞き流ししている分、聞いている内容が頭に入りずらいです。

また、ひろゆきさんの著書を、ひろゆきさんではない人の声で語られているので、最初は違和感がありました。さわやかな青年らしい声音なので、ひろゆきさんとのギャップがあります。

ですが、聞きやすい声なので、倍速にしても、聞くことに集中していれば、すっと頭に入ってきます。ちなみに再生速度は、0.1倍から3.5倍まで、0.1倍ずつ変更が可能です。

Amazonオーディオブックが気になる方は、今なら1冊無料なので、お試しで聞いてみるのはありです(普通に買ったら3000円なので、聞くなら無料期間の今がおすすめです)。

本書の内容で良かったのは、ひろゆきさんが学生の講演することがあったら披露するという、優先順位の話(「この壺は満杯か」)です。

  1. ある教授が壺を取り出し、壺に岩を入れ、学生に「この壺は満杯か?」と聞く
  2. 学生は「満杯だ」と答える
  3. 教授は、壺に砂利を入れ、学生に「この壺は満杯か?」と聞く
  4. 学生は「たぶん違うだろう」と答える
  5. 教授は、壺に砂を入れ、学生に「この壺は満杯か?」と聞く
  6. 学生は「いや」と答える
  7. 教授は、壺に水を入れ、学生に「何を言いたいかわかるか?」と聞く
  8. 学生は「どんなにスケジュールが厳しくても、努力すればいつでも予定を詰めこむことは可能だということ」と答える
  9. 教授はそれは違うと言う。「大きな岩を先に入れない限り、それが入る余地は二度とない」と言う。

君たちの人生にとって「大きな岩」とは何だろう、と教授は話しはじめる。
それは、仕事であったり、志であったり、愛する人であったり、家庭であったり、自分の夢であったり……。
ここでいう「大きな岩」とは、君たちにとって一番大事なものだ。
それを最初に壺の中に入れなさい。さもないと、君たちはそれを永遠に失うことになる。

引用で挙げられている

  • 仕事
  • 愛する人
  • 家庭
  • 自分の夢

で、「大きな岩」を1つ決めるのは、難しいです。

ですが、「大きな岩」ではないと判断することはできます

例えば、私にとって「お金を稼ぐための仕事」は「大きな岩」ではありません

「お金を稼ぐための仕事」に忙殺され、他のことがおろそかになったら、辞めればいいと思っています。しばらくは貯金を切り崩せばいいですし、給料が安くても時間にゆとりのある別の仕事に就くことを考えます。

「志」は、よくわかりません。「志」とは何かと聞かれて、こうですと言えるものが、私にはありません。座右の銘みたいなものでしょうか? 座右の銘は、その時々によってころころ変わる気がします。なので、「志」は「大きな岩」ではありません。

  • 愛する人
  • 家庭
  • 自分の夢

は、「大きな岩」ではないと判断できません。

その中で優先順位を決めることはできないので、どれも重要だと言えます

上の3つ以外で重要だと思うのは、

  • 健康
  • 時間
  • お金

あたりでしょう。

健康あっての他のすべてと考えれば、一番の「大きな岩」は健康と言えます

私にとっては、一つの行動、一つの判断をするにあたって、「それは健康にとっていいことか」を自分に言い聞かせるのがよさそうです。

1%の努力

1%の努力

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