買ったら損切り設定
楽して儲けたいです。でも、株はやったことがないし怖い。
そう思って手にとった本書です。
読んだ結果、株は、勉強すればギャンブルではなくなるかもしれないと思いました。
勉強とは、
- テクニカル分析(過去の値動きから株価を予想)
- ファンダメンタルズ分析(世界経済や企業の情報から株価を予想)
株の売買でお金を得れば労働から脱却できると、意気揚々と読み始めましたが、そんな甘いものではありませんでした。
相当の勉強が必要です……。私は、一つ一つの企業の動向を調べて株に投資するほど、労力をかけたくありません。
つまり、なまけものです。
楽してお金を稼ごうという魂胆です。なので、企業を一社ずつ分析して投資するのはやってられません。
では、どうするか。
テクニカル分析(これはもう勉強するしかない)をもとに、インデックス投資(一つの企業ではなく、複数の銘柄への分散投資)するのがよさそうだと思いました。
株価はどこかで決まるかというと、業績が上がるからではなく、あなたのように上がると思って買いたい人たちと、下がると思って売りたい人たちが均衡する所、つまり、バランスで決まります。
「安く買って、高く売ればいいじゃん」、そう思っていた私は誤りでした。
高くなったら買い、安くなったら売る
安いから買うのではないそうです。
本書を読んだ私の行動は、
- 高くなり始めたら買う(安くなり始めたら売る)
- 売り(損切り)注文を出す
- 損切ラインを設定して自動決算
では、
- 高くなり始め(安くなり始め)とは?
- 損切価格は?
そこをテクニカル分析で勉強していきます。
今のところの考えは、
- 高くなり始め:RSIが30以下(売られ過ぎ)の状態から陽線(上向き)
- 安くなり始め:RSIが70以上(買われ過ぎ)の状態から陰線(下向き)
- 損切価格:直近の最安値-1(最高値+1)
買うと同時に売り注文を出すのが重要だと感じました。損切りの設定です。
損切りを設定することで、損失を最小限に抑えることができます。
資産運用をしたいのか、資金を活用して資産を作りたいのか、自分の状況を認識した後、それに合わせた投資へのアプローチ方法を理解して、自分のものにするのが次のステップです。
私の場合は、「資金を活用して資産を作りたい」です。
資産運用のように、ほったらかして増えるようなお金を持っていません。
少額の資金を活用してコツコツ増やすしかありません。
現在は、少額の資金で仮想通貨の売買をしながら、テクニカル分析を実践で学んでおります。
日本株(日経225)はもう少し勉強してからです。
日経225のようなインデックス銘柄(複数の銘柄)であっても、世界経済の動向をつかむ必要はありそうです。
特に2022年2月現在、利上げやQTが見込まれる米国株への投資は、慎重になった方が良いことは、株式投資未経験の私も承知してます。
投資するなら世界経済の動向はチェックしておく必要がありそうです。