いっちの1000字読書感想文

平成生まれの30代。小説やビジネス書中心に感想を書いてます。

『シンプリスト生活』Tommy(著)の感想②【適職と天職の違い】

適職と天職の違い

感想①はこちらです。

適職と天職、何が違うのでしょうか

  • 適職得意を活かした、その人の能力や才能などに合った職業(例:気配りが得意な人が、接客業についた場合)
  • 天職お金とは関係なく、時間を忘れて没頭できるような好きなこと

私は、天職に就いていないことがわかりました。

「天職」で食べていけるなら、それが一番幸せなことかもしれませんが、現実的には難しい。かといって、「適職」だけだと、お金は得られるけど、仕事に喜びを見出せない

そう、仕事に喜びを見出せないのです。

仕事を淡々とこなし、「今日は問題なく一日が終わったな」とほっとする日々です。

時間を忘れて没頭なんて皆無です。仕事の節々で、「あと○時間で終わる」と思っています。

今の仕事で、私はミスしたり怒られたりはほぼないので、適職ではあるのでしょう。ですが、楽しくはないです。

仕事は、お金を稼ぐための手段であって、楽しさや喜びを見出すことではない。そう割り切れれば楽なのですが。

Tommyさんのような、天職に就いている人の本を読むと、うらやましく感じます。

天職に就いている方の本を遠ざければいいかというと、そういうわけにもいきません。本を書いている方は、大抵、天職に就いている方です。

天職に就いている方は輝いて見えます。

どうすれば、天職に就くことができるのでしょうか。

自分の偏愛をとことん追求して発信してみる

すると、純粋な「好き」という気持ちが共感を呼び、人が集まります

それが好きを仕事にするということの本質だと思います。

Tommyさんの場合は、「日々を心地よく、心豊かに過ごす」を発信して、共感を得ました。

私の偏愛は何だろう。

ブログは470記事書いているので、偏愛と言えるかもしれません。

中でも、本を読み、本の感想を書くことに、偏愛を見出しています。

ですが、共感を呼んでおらず、人が集まっているとは言えず、仕事にもなっていません。

原因は何でしょうか。

  1. 偏愛の量(記事数)が足りない
  2. 偏愛の質(記事のクオリティ)が足りない
  3. 偏愛する私(キャラクター)に興味がない

どれも当てはまるでしょう。

では、どうしたらよいか。

「どうすればチャンネルを伸ばすことができるのか?」と聞かれることがあります。

(中略)どうしたら伸ばせるのか、どうしたら共感してもらえるか、どう稼ぐか、本気で考えて必死で行動すれば、1年続ければ何かしらの結果が出始めるはず。

自分で考え、行動するしかないですね。

対策として、

  1. 記事数は、積み上げるのみ
  2. 質は、自分にしか書けない感想や、人の役に立つ感想を書く
  3. キャラクターを、どうするか……(平凡な社会人でしかない)

自分にしか書けない感想や人の役に立つ感想が、自分のキャラクターになると信じて、書き続けるのみです。

シンプリスト生活

シンプリスト生活

  • 作者:Tommy
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