いっちの1000字読書感想文

平成生まれの30代。小説やビジネス書中心に感想を書いてます。

『ミニマリスト式超人生戦略術』なにおれ(著)の感想【何者にもなれない俺】

何者にもなれない俺

なにおれ」という著者名が気になりました。

「きっと "なに" 者にもなれない "おれ" たち」の略、だそうです。

著者名からわかることは、

  • なにおれさんは、何者にもなれないと悟った
  • おれ「たち」なので、何者にもなれないと悟った人は他にもいると、なにおれさんは考えている

私も、何者にもなれていません。

そもそも、何者って何でしょうか

なにおれさんは、

  • YouTube登録2.3万人
  • kindle本10冊出版
  • 紙の本1冊出版

しています。何者でもないのでしょうか。

私からしたら「何者」です。

しかし、なにおれさんからしたら、自分は何者でもないと思っているかもしれません。

何者になることができたと思っているかもしれません。

何者かどうかは、

  • 他者との比較
  • 自分がどう思っているか

によるでしょう。

なにおれさんは、30歳でセミリタイアしました

31歳の現在、夫婦で月13万円で生活しているそうです

なにおれさんの情報発信のコンセプトは、1つだと言います。

生きづらさを感じている人が

自分らしく生きられるように

少ないお金で楽しく暮らせるようになる

会社を辞めてラクに生きていく5ステップは、

STEP1:自分にとっての理想の暮らしを言語化する

STEP2:理想の暮らしに必要なお金を明確にする

STEP3:お金に頼らず自力でできることを増やす

STEP4:最低限必要なお金を好きなことで稼ぐ

STEP5:現実的なリスクヘッジを用意

試しに、私の理想の暮らしを言語化してみます。

平日に働いている私にとって、休日は貴重です。

しかし、毎日休みで、何もすることがなかったら退屈でしょう。

仕事はつまらないですが、お金をもらうことができます。やるべきことはあるし、少なからず人の役に立っています。

  • 定時帰り
  • 有給休暇を取得できる
  • 固定給、昇給あり、ボーナスあり
  • 人間関係が良好
  • 仕事内容がきつくない(ノルマがない)

上記のような仕事であれば、(他にもっとやりたいことができない限り)辞めないでしょう。

仕事を辞めなければ、お金に困ることはありません。

今の私にとって理想な暮らしは、

  • 平日:定時だけ働き、他は好きなことをする
  • 土日祝日、有給休暇の日:好きなことをする

セミリタイアが理想の暮らしかと思いましたが、仕事があるのも悪くないと感じました。

お金を好きに使えますし、休みの日に罪悪感なく好きなことができるからです。

お金に余裕がなければ、私がセミリタイアするのは無謀だと思いました。

減っていく貯金残高を見ると、気が気でなくなってしまいそうです。

今の私にとって、仕事は必須です。

少しでも仕事を楽しくするために、試行錯誤するのみです。

何俺を自覚して。

仕事を楽しくするためには、こちらの本が参考になりました。