いっちの1000字読書感想文

平成生まれの30代。小説やビジネス書中心に感想を書いてます。

『書く習慣』いしかわゆき(著)の感想①【読者に届く記事を書く方法】

読者に届く記事を書く方法

書く習慣を身につけたい。

そう思って本書を読みました。

著者のいしかわさんは、書くことで、新しいキャリアが開けたそうです

わたしはライターでもなんでもなく、ブログに日記を書いているだけの、ただの会社員でした

しかも、そのブログがとくにバズったわけでも、たくさんの読者に読まれたというわけでもありません。

(中略)でも、そのブログをポートフォリオにして面接に持ち込んだことで、実績ゼロでも「ライター」として採用してもらえました

ブログを書く習慣が、いしかわさんの人生を変えました。

すごいと思う一方で、私が身につけたいのは、「書く習慣」以外でも良いと思いました。

没頭できるものが欲しい。

没頭して、かつ自分を認められるものが欲しいです

例えば、アニメやYouTube視聴は没頭できます。

ただ、見続けてた自分を認められません。時間を無駄にした気がします。

自分を多少認められるものは、仕事。

世の中には遊ぶように働いている人もいるようです。

私にとっての仕事は、お金を得るための手段です。

働かなくていいほどのお金があるなら、今の職場を辞めるでしょう。

では、書くことは?

毎日ブログを書いてたら、自分を認めてあげることができます。

書き始めるまでは大変ですが、始めれば、没頭できます。

書き終えた自分を認められます。

というわけで、書く習慣を身につけたいと思いました。

書くか、書かないか、ただそれだけ」だと思う。

書けば誰かの目に留まってなにかがはじまるかもしれない。

でも書かなければ、すべてはあなたのみぞ知ること。

伝えたいことがあるのなら、筆をとる

私は、誰かに伝えたいこともないし、何かを伝えられるとも思っていません。

ただ、書く人間でありたい。

書いていれば、自分を認められるからです。

誰かから「よくやった」と、認められるわけではありません。

しかし少なくとも、自分だけは、認めてあげることができます。

文章は一度公開してしまえば、削除されるまでネットの海を漂っていきます。

積もり積もった文章は、勝手に広がっていって、勝手に消費され、勝手に価値を生み出していくのです

確かにブログを更新していなくとも、アクセス数はあります。

インターネットの検索でヒットした記事を読んでくださっているからです。

勝手に消費されていると言えます。

一方、ブログ更新しなくてもアクセス数が下がらないのは、固定の読者がほぼいないことを証明しています。

検索で私のブログを読んでくださった100人に1人でも、固定読者になってくれたら、アクセス数は変わるかもしれません。

そのためには、読んでくださった人に届く記事を書く必要があるでしょう。

「日記」のような文章なら、「身近なひとり」に向けて書く

「ノウハウ(知識)」なら、それを知らなかったころの「過去の自分」に向けて書く

これが、もっとも届きやすいように感じます。

私は、「身近なひとり」に向けて書きます。 

書く習慣

書く習慣

  • 作者:いしかわゆき
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感想②はこちらです。