マカロニえんぴつ「星が泳ぐ」のOPが良い
「サマータイムレンダ」は、2022年に放送された全25話のアニメです。
前情報は、
- ループもの
- 「STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)」のスタッフがいる
私は、ループものが好きで、シュタインズ・ゲートも好きですが、「サマータイムレンダ」は見ていませんでした。
結果、見て良かったです。
- 「Re:ゼロから始める異世界生活」のようなタイプリープ(死に戻り)
- 「ひぐらしのなく頃に」のような世界観(暑い夏、厳かな感じ)
が合わさっている感じです。
主人公は、和歌山の離島で生まれ、東京の高校に通っています。
夏休みのある日、主人公は同級生の女の子の葬儀に参列するため、故郷の島に帰ってきます。
海で溺れて死んだはずの同級生の首には、絞められた痕がありました。
1話で引き付けられます。
1クール目のオープニング曲は、マカロニえんぴつの「星が泳ぐ」。
OPに登場するのは、
- 主人公
- ヒロイン
の2人だけです。
作中には、多くの人物が登場するのに、OPに登場するのは2人だけ。
それも最後の少しの間です。約1分30秒のOPで、1分10秒過ぎからの登場。
それなのに、このOPが良いんですよね。
- 作中のシナリオの断片が見える
- 主人公が死を決意するシーンがある
1も2も、OPでネタばれしてるわけです。こういうシーンありますよ、という。
特に、主人公が自ら死を選ぶシーンは、結構なネタバレです。
しかし、あっていいんですよね。
主人公が自らに拳銃を向けるシーンは、このOPには欠かせません。
主人公がかっこよくなりすぎてる感じはしますが、ここは外せません。
ただ、本作の主人公は、かっこよすぎるんですよね。
そのかっこよさは、私は正直、好みではありません。
死がスタイリッシュになっている感じがしてしまいます。
ですが、OPは別です。
毎回、このOPは飛ばさずに見ていました。
シナリオや絵の断片でヒントをつかもうとし、銃を振りかざす主人公の画に見入っていたら、本編です。
OPをスキップする間もありません。
映像だけでなく、マカロニえんぴつ「星が泳ぐ」が良いです。
作品に合わせて、曲を作ったのかもしれません。
不気味さもあり、ポップさもあります。
不気味な曲調部分ではシナリオの断片が見え隠れし、ポップな曲調部分では主人公が自らに銃を向けます。
曲とOP映像が合っています。
本作は、最終回が良いです。
後半はバトルシーンに退屈さを感じてしまい、視聴を続けるか迷いました。
しかし、最終回のカタルシスを味わえたので、見続けて良かったです。