いっちの1000字読書感想文

平成生まれの30代。小説やビジネス書中心に感想を書いてます。

2020-09-11から1日間の記事一覧

『朝顔の日』高橋弘希(著)の感想【死に近づく妻を受け入れる】(芥川賞候補)

死に近づく妻を受け入れる 時代は戦時中、主人公の妻は、若くしてTB(肺結核)にかかります。 高台にある病院に入院しており、医師は、安静が第一だと言います。 安静というのは、身体も、精神も、静けさを保つことです。安静と善き眠り、栄養と清浄なる空気…