考え方
解放をもたらし得る小説 「解放」とは何でしょうか。 この対談は、高橋さんの小説『日曜日の人々』の話がメインです。 『日曜日の人々』では、自助グループ(悩みや問題を抱えた人たちが集まる場)を描きます。 『日曜日の人々』の感想はこちらです。 作中で…
小説のプランを信じ続ける 小説のプランを信じ続けるとは、どういうことでしょうか。 私には理解できませんでした。 少なくとも、小説を書くためのプロット(プラン)を信じ続けて書く、ということではないでしょう。 理解できなかったのに、なぜ感想を書く…
無職の二年間が精神修行になった 沼田真佑さんが『影裏』で芥川賞を受賞したときのインタビュー記事です。 タイトルが強烈です。 無職の二年間が 精神修行になった どういうことなんでしょうか? 沼田さんは、約10年間働いた後に、無職になったそうです。 九…
批判されたらどうするか 考え方を変えるだけでうまくいく? 怪しいです。 しかし、この帯の紹介文。 「18年間読まれつづけて計100万部」 これにやられて読みました。 訳者のあとがきを抜粋します。 本書は自尊心を高める方法を一〇〇個紹介しています。とく…
教祖になる方法 教祖って聞くと、身を引いてしまいます。 怪しげな勧誘をされるのではないか。 心配ありません。本書での教祖は、 多くの人をハッピーにしながら、大きな尊敬を受ける 人のことです。 本書を読めばあなたも教祖になれる! ここまで読んだあな…
適職と天職の違い 感想①はこちらです。 適職と天職、何が違うのでしょうか。 適職:得意を活かした、その人の能力や才能などに合った職業(例:気配りが得意な人が、接客業についた場合) 天職:お金とは関係なく、時間を忘れて没頭できるような好きなこと …
ミニマリストとの違い シンプリストとミニマリスト、何が違うのでしょうか。 ミニマリスト:必要や便利を切り詰めてでも、モノを減らすことを優先 シンプリスト:モノゴトの優先順位を整理し、自分に正直でいることを重視して行動 著者のTommyさんは、ミニマ…
大事なことを強調するため少なくする 本書でのミニマリストとは、 大事なことを強調するために、あえて少なくする人 のことです。 ミニマリストしぶさんは、 4畳半 家賃2万円 のワンルームマンションに住んでいたそうです。 「来月の家賃どうしよう」といっ…
最高の仕事とは 中田さんは、「最高の仕事」を、以下の5つすべてを満たすものだと言います。 成果を出している 周囲に認められている 満足な報酬が得られている やりたい職種に就いている 気の合う仲間がいる ハードルが高いです。 一番重要なのは①だと思っ…
自分のために生きる 最近、FIREした厚切りジェイソンさん。 ジェイソンさんは、2014年にお笑い芸人としてデビューしました。 翌年、本書が出版されています。 今読んでも響く内容ばかりでした。 ジェイソンさんが言いたいのは、「自分のために生きろ」だと感…
無意味な苦労であってはいけない 著者の富田さんは、代々木ゼミナールの英語講師です。 もし、大学受験の予備校の先生に「キミは何のために勉強するのか」と聞かれたら、「志望校に合格するため」と答えるでしょう。 ただ本書は、一般の読者にも向けて書かれ…
学力とは抽象化できる力 富田さんは、代々木ゼミナールの英語講師です。 主に東大英語を担当しており、富田さんも東大出身です。 本書は、英語を読めなくても読み進めることができます。 本書は「試験」を受けようとしているすべての人々、そして「試験問題…
朝起きたら絶対に○○をする 著者のマナブさんは、積み上げの結果、年収1億を超えました。 ブログを1000日ほど毎日更新することで、月収5万円から月収1000万を超えたそうです。 では、どうすれば積み上げることができるのでしょうか。 マナブさんの結論は、シ…
これからどうするかを考え実行する 本書は、青年と先生の対話形式です。 前作『嫌われる勇気』の続篇です(『嫌われる勇気』を読んでからの方が理解しやすいですが、本書から読んでも問題ありません)。 『嫌われる勇気』の感想はこちらです。 学校教員をし…
若手時代の対談 村上龍さんと村上春樹さんの対談です。 対談は2回、 1980年7月29日 1980年11月19日 に行われています。 時期としては、 村上龍さんが『コインロッカー・ベイビーズ』を書いた後 村上春樹さんが『羊をめぐる冒険』を書く前(『街と、その不確…
なぜ成功していくのか オリエンタルラジオ中田さんの電子書籍です。 タイトルにある「PROGRESS」とは、中田さんのオンラインサロンの名前です。 当初、30人だったオンラインサロンのメンバーは、現在(2021年7月)、5000人を超えているそうです。 オンライン…
書評ブログで月1万円稼ぐ方法 感想①はこちらです。 僕が個人事業主として独立したての頃、「自分の力でゼロから仕事を生み出し、月1万円稼ぐにはどうしたらいいのだろう」ということをずっと考えてきました。 著者は、独立してから1万円を稼ぐにはどうするか…
ものを減らして理想の人生を叶える ミニマリストとは、ものを減らすことだけではありません。 ものが減れば部屋がすっきりして、生活しやすい空間になりますが、著者は、理想の人生を叶えるためだと言います。 ミニマリストとは、「持ち物の数」で決まるので…
できるだけ本音で生きる 岡本太郎と聞いて、 太陽の塔(万博公園) 明日の神話(渋谷駅) を思い浮かべる人は多いでしょう。 私はそれらの作品の良さはわかりません。むしろ、おどろおどろしく、子どもの頃に見ていたらトラウマものでしょう。ピカソのゲルニ…
読書感想文ブログの運営方針 本書で書かれていることは強烈です。 例えば、 トラウマは、存在しない すべての悩みは「対人関係」 あなたは世界の中心ではない ワーカホリックは人生の嘘 人はいま、この瞬間から幸せになることができる などです。 中でも私が…
勝つために諦める 高校生の為末さんは、 100m 200m 400m の陸上選手でした。すべて全国トップクラスです。 ですが、インターハイで監督が100mのエントリーを取り消したことをきっかけに、 400m 400mハードル に、競技を絞ります。 なぜなら、 400メートルハ…
自己肯定感を育む方法 乙武さんは、生まれつき手足がありません。 手足のない体で生まれたことを、一度も恨んでいないと言います。 なぜでしょう。 自己肯定感があったからだと乙武さんは言います。 自己肯定感とは、「自分は大切な存在だ」「自分はかけがえ…
本当に必要なもの 新型コロナウイルス(緊急事態宣言)が教えてくれたことは、 本当に必要なものは何かを考えることでした。 緊急事態宣言下では、 店の営業自粛や営業時間の短縮 在宅ワーク リモート会議 などで、人と接する機会が極端に減りました。 人と…
人間は遊ぶために生きている 本書は、ヒト(読者)とネコ(著者)の対話形式です。 「何のために生きてるか」という疑問を持つヒトに、ネコは「遊ぶため」と答えます。 「遊ぶ」っていうのはね、自分のしたいことをして「楽しむ」ことさ。そのときやっている…
ぶちのめされても負けない 読むまでの印象は、 老人が、海で大きな魚を釣り上げる奮闘記 辛いことでも、我慢し苦労すれば、良い結果が得られる でした。全く違いました。 老人は、命を懸けてカジキマグロを釣り上げ、釣り上げた後も命がけだったのです。 特…
ビジョンを持つ方法 ビジョン(大きな方針)を持つため、橋下さんが毎日行っていることがあります。 主要な新聞五紙などを読み、様々なニュースに対して、「自分はこう考える」という持論を頭の中で構築する作業をしています。(中略)単にニュースの知識を…
沖縄について考えることから考える 「はじめての沖縄」というタイトルですが、初心者向けの沖縄旅行本ではありません。 この本は、沖縄の時事問題や歴史的事件についてわかりやすく解説した、「役に立つ」本ではない。むしろ、そんなことを考えて何になるの…
芸能界の外に目を向ける 以下は、西野さんが「芸能界の外」に目を向けるまでです。 先輩の誘いを断り、漫才のネタを書き続ける 漫才コンテストで大賞受賞 20歳で「はねるのトびら」スタート 「はねるのトびら」が日本一視聴率を取る番組に成長 でも、先輩た…
分析も解釈もできない出来事 著者の岸さんは社会学者で、 普段は、人々の語りを聞き取るスタイルで、調査しているそうです。 ただ、本書は違います。 社会学として、語りを分析することは、とても大切な仕事だ。しかし、本書では、私がどうしても分析も解釈…
変われないのは実践しないから 本を読んで成功する人としない人がいるのはどうしてか? と、DaiGoさんは問います。 答えは簡単です。 ほとんどの人が学んだことを実践しないからです。 実行に移さないと意味がないというのは、痛いほどよくわかります。 私も…