マカロックツアーvol.18
ツアー初日、相模大野(相模女子大学グリーンホール)で開催されたライブに行きました。
ボーカルのはっとりさんがMCで、
- ネットの声を信用してない
- ライブに来てくれた人の声や表情を信用してる
ようなことを言ってました。
確かに、見ず知らずで顔もわからない人間の発信より、目の前に来てくれたお客さんの反応を信用するのは当然でしょう。
ただ、ネットを見てないとは言ってなかったはずです。
では、ライブに行き、ネットで発信した者の声はどうだろうかと思い、感想を書くことにしました。
それに、一観客の私には、言葉でしか表現できないことがあったからです。
私はライブで、「星が泳ぐ」を演奏してほしいと思ってました。
アニメ「サマータイムレンダ」を見て、OP曲の「星が泳ぐ」が良かったから、生の演奏でも聴きたいと思いました。
以前、書いた感想はこちらです。
念を送っていました。
星が泳ぐ、星が泳ぐ、星が泳ぐ、と。
さらに言えば、アニメのOPの最後で、主人公が拳銃を自分のこめかみに突きつけるのですが、はっとりさんがそれをやったら盛り上がるだろうな、と思ってました。
私にはその画が見えてました。
しかし、「星が泳ぐ」の演奏はありませんでした。
はっとりさんはMCで、
「セットリストは、みんなが聴きたいだろう曲ではなく、俺たちのやりたい曲で選んだ」的なことを言ってました。
「星が泳ぐ」はやりたい曲ではなかったんだろうか。
画は私の空想の中だけでした。
私は、ライブで「星を泳ぐ」をやってほしいと思ってた人間がいたことを発信したく、ここ(ネット)に書きました。
加えて、OPの主人公と同じように、手を銃の形にして、こめかみに突きつけてほしいと思ってました。
会場にいる私の表情では、絶対に伝わらないので。
文章を書いたところで、伝わる可能性はほぼ皆無ですが。
ネットの戯言です。
また、アンコールなしの取り組みは、英断だと思いました。
はっとりさんがMCで「今回のツアーはアンコールなし」と言ったとおり、最後の曲で終わりました。
観客は誰も、アンコールと叫びませんでした。
はっとりさんはMCで、「アンコール前までの曲で全て出し切ってる」と言ってました。
力を出し切った人たちに向けて、「アンコール」と繰り返し叫び、追加の曲の演奏を半ば強要するのは、違うのかもしれません。
演奏側が観客にアンコールなしでと言うのは、勇気のいることでしょう。
盛り上がってるタイミングだったら、「えー」と観客に返されるかもしれません。
しっとりとした雰囲気で、言うタイミングが絶妙だったと思います。
はっとりさんの意を汲み、アンコールを要求しなかった観客たちは、礼儀正しいし素敵だと思いました。