2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧
なぜ成功していくのか オリエンタルラジオ中田さんの電子書籍です。 タイトルにある「PROGRESS」とは、中田さんのオンラインサロンの名前です。 当初、30人だったオンラインサロンのメンバーは、現在(2021年7月)、5000人を超えているそうです。 オンライン…
書評ブログで月1万円稼ぐ方法 感想①はこちらです。 僕が個人事業主として独立したての頃、「自分の力でゼロから仕事を生み出し、月1万円稼ぐにはどうしたらいいのだろう」ということをずっと考えてきました。 著者は、独立してから1万円を稼ぐにはどうするか…
ものを減らして理想の人生を叶える ミニマリストとは、ものを減らすことだけではありません。 ものが減れば部屋がすっきりして、生活しやすい空間になりますが、著者は、理想の人生を叶えるためだと言います。 ミニマリストとは、「持ち物の数」で決まるので…
熱海のリゾートマンションに隠居する小説家 主人公は、熱海のリゾートマンションで一人暮らししている小説家です。年齢は書かれていませんが、30代か40代だと思われます。 主人公は、働かなくとも暮らしていける資産を持っています。そのためか、仕事への活…
吃音症の王様の原稿読み 作品の時代は1930年後半、第二次世界大戦の直前です。 主人公は、イギリスの王位継承者の弟です。王である父の代わりに演説を行いましたが、吃音でうまく話せません。 妻は、主人公の吃音の改善のため、治療できる人間を探しますが、…
離婚前の別居期間 主人公は、自分の不貞(不倫)の約1年後、妻から離婚を切り出されます。 5歳の娘がいて、妻は妊娠8か月でした。 妻は、主人公に言います。 半年間の別居をして、その後、正式に離婚したい。 5歳の娘のために、妻は半年間の猶予期間を設けた…
泣き叫ぶ我が子を見て「ざまぁみろ」 自分の幼い娘が泣いていても、主人公は無言で見つめています。 ふいと口元から、溜息のように、溢れるように、零れました。 「ざまぁみろ――」 無意識にこぼれ出た「ざまぁみろ」は、愛情とは真逆です。 ちょうど帰ってき…
4コマ漫画を媒介にした世界 小学4年生の主人公は、学級新聞に4コマ漫画を載せています。 ある日、担任の教師から、他の生徒の漫画も載せていいかと聞かれます。学校に来ていない生徒の作品のようで、主人公は、 学校にもこれない軟弱者に漫画が描けますかね…
できるだけ本音で生きる 岡本太郎と聞いて、 太陽の塔(万博公園) 明日の神話(渋谷駅) を思い浮かべる人は多いでしょう。 私はそれらの作品の良さはわかりません。むしろ、おどろおどろしく、子どもの頃に見ていたらトラウマものでしょう。ピカソのゲルニ…
肩こり解消、タイピングスピード向上 ノートパソコンスタンドを買いました。私が使っているノートパソコンは、11.6型です。 ノートパソコン スタンド PCスタンド改良 折りたたみ式 iVoler タブレット スタンドラップトップスタンド 高さ・角度調整可能 アル…
第165回芥川賞受賞作発表 2021年7月14日(水)、芥川賞の受賞作が発表されました。 ダブル受賞です。 石沢麻依『貝に続く場所にて』 貝に続く場所にて 作者:石沢麻依 講談社 Amazon 李琴峰『彼岸花が咲く島』 彼岸花が咲く島 作者:李 琴峰 文藝春秋 Amazon …
アイドル映画ではない 主人公の15歳の女子高生が、小説の新人賞に応募します。 タイトルの「響」は、主人公の名前です。 主人公の小説が、新人賞を受賞し、芥川賞と直木賞にノミネートされます。この時点でおかしいです。 ノミネートの基準は、 芥川賞:雑誌…
血のつながらない親族 前作『大家さんと僕』の続編です。 『大家さんと僕』の感想はこちらです。 冒頭の、大家さんと僕の人物紹介に、 大家さん:知的なイケメンがタイプ 僕:大家さんとの日々を漫画にしたら思わぬ大ヒットに とあります。前作の人物紹介に…
歩きスマホに自らぶつかりにいく 著者の文章は読みやすいです。小説ですがエッセイを読んでいる感じでした。タイトルもエッセイっぽいです。 なぜエッセイっぽいかを考えると、日常生活に起こる、主人公の思考の流れが中心で、極端に描写が少ないからだと思…
読書メーター「特集ページ」への掲載経緯 読書メーターとは、読んだ本の管理や感想(レビュー)を記録できるサービスです。 今回、読書メーターの「芥川賞・直木賞特集ページ」に、私の感想が掲載されたので、その経緯を記しておきます。 「芥川賞・直木賞特…
震災で行方不明になった知人 主人公の女性は、ドイツのゲッティンゲンに住み、論文を書いています。 そこに、東日本大震災で行方不明になった知人が来ます。大学のときに、主人公と同じ研究室に所属していた男性で、9年ぶりの再会です。 話しぶりや様子を見…