書評ブログで月1万円稼ぐ方法
感想①はこちらです。
僕が個人事業主として独立したての頃、「自分の力でゼロから仕事を生み出し、月1万円稼ぐにはどうしたらいいのだろう」ということをずっと考えてきました。
著者は、独立してから1万円を稼ぐにはどうするかを考えています。稼げるようになってから個人事業主として独立するのとは逆です。
では、どうしたら月1万円を自分の力で稼げるのでしょうか。
世の中の人は何を求め、何を欲しているのか。そしてその需要を満たす商品・サービスを作り、世の中に広めていくことが月1万円を稼ぐ上でとても大事なことになります。
著者は、月1万円を稼ぐ手段として、YouTubeを選びます。
YouTubeを始めて、1年で月20万円を稼ぎ、その半年後に月120万円稼げるようになったそうです。
ポイントは、
- 人の役に立つ
- 求められる数
だと、著者は言います。
著者は、「3000個のモノを捨てたミニマリスト」として発信しました。
「モノを捨てて人生を変えた」という成功体験をもとに、他の人にも「ミニマリズムで人生を変えてほしい」という思いで、発信します。
人の役に立ち、多くの人から求められたから、月に120万円稼げるようになったのでしょう。
では、私が月1万円を自分の力で稼ぐにはどうするか、考えてみました。
- ブログ
- ウェブライター
- YouTube
話すことよりも書くことが得意なので、ブログかウェブライターの二択ですが、月1万円をブログで稼ぐには、高単価のアフィリエイトが必要です。
一方、ウェブライターは、雇われの身で自分のやりたいようにはできませんので、優先順位はブログです。
ただ、このブログは本の感想がメインなので、アフィリエイトでは稼げません。本の感想は、「この本面白いから読んで」ではなく、「この本のここが面白かった、面白くなかった」に注力しているので、本の購入へはつながらないでしょう。
今のやり方で月1万円を稼ぐのは、難しそうです。
だからといって、今のやり方を変えて(例えば、高単価のアフィリエイト紹介)、月1万円を稼ぎたいとは思いません。それに、そんな簡単に稼げないでしょう。
では、どうすればいいのでしょうか。著者の言葉に立ち返ります。
「好きなこと」「趣味」を仕事にするためには、誰かの悩みを解決したり助けなければいけません。あなたは誰のどんな悩みを解決できるでしょうか。世の中の人たちは、どういうことに悩んでいるのでしょうか。何が求められているのでしょうか。お客様が抱える悩みや課題を解決するからこそ、お客様は幸せになり、お金を払いたくなるのです。
私が今できることは、
- 正直に感想を書く
これしかありません。
ですが、誰かの悩みを解決したり助けたりしなければ、好きなことや趣味を仕事にすることはできないと、著者は言います。
私の感想が、誰かを助けられるとは思いません。
ですが、誰かの悩みを解決することは、ごくまれにあります。例えば、『首里の馬』の記事では、読んでいただいた方に、クイズの答えがわかったと言っていただけました。
『ルックバック』の感想では、別の世界線からの話が理解できたと言っていただけました。
感想をただ書くのではなく、
- 本を読んだ人が気になる箇所
- 本を読んだ人がわかりにくい箇所
の解釈(解説)を入れることで、誰かの悩みを解決できるかもしれないことがわかりました。
もちろん、私の解釈がすべて正しいとは思いません。一つの読み方の提示です。私の記事を読んだ人が、「こういう読み方もあるんだ」と思っていただければ、悩みの解決につながると考えました。
では、求められる数はどうでしょう。アクセス数で考えると、新刊の感想を書くのが良さそうです。
このブログは、芥川賞受賞の発表時期に最もアクセス数が伸びます。受賞前より受賞後です。芥川賞の受賞作がどんな作品か、検索されるからです。
私は芥川賞の候補作品の感想を書いているので、どの作品が受賞しても検索にヒットします。受賞作がどんな作品かという悩みを解決しています。
ですが、求められる数は多くありません。月1万円稼ぐのに必要なPV数(クリック数)を月10万PVだとしたら、約15倍必要です。
そもそも本の感想は求められていないのかもしれません。
本の感想をブログに書いて生計を立てている人を私は知らないので、「求められていない」というのが、悲しい結論になりそうです。
それでも私が書き続けるのは、本業があって、ブログで月1万円を稼ぐ必要がないからです。
それなら稼げなくていいじゃんと言われそうですが、そういうことではありません。著者のような自由な生き方は羨ましいですから。
今のやり方をそこまで変えることなく稼げるやり方を、模索し、発信していこうと思います。