いっちの1000字読書感想文

一応平成生まれ。小説やビジネス書中心に感想を書いてます。

漫画

漫画『20世紀少年』浦沢直樹(著)の感想【原動力は嫉妬と復讐】

原動力は嫉妬と復讐 主人公が小学生のときに書いた「よげんの書」どおりに、なぜか日本は進んでいきます。 行き着く先は、世界滅亡。 世界滅亡の危機の元凶である「ともだち」の原動力は、嫉妬と復讐でした。 「ともだち」は2人います。 動機をそれぞれ、 1…

『うみべの女の子』浅野いにお(著)の感想【引きこもりなのに憧れる】

引きこもりなのに憧れる 主人公の男の子は、中学2年生です。 海辺の街に転校してきましたが、仲の良い友達はいません。 友達はいないのに、同級生の女の子に告白できる強さがあります。 振られてしまいますが、のちにその女の子から誘われ、体の関係を持ちま…

漫画『ぼくらの』鬼頭莫宏(著)の感想【鬱マンガで終わらない】

鬱マンガで終わらない 主要な登場人物が次々死ぬことから、鬱マンガとして有名です。 それに乗っかり、胸糞悪さを感じたり、鬱々したりだけでは、もったいないと思いました。 15人の少年少女は、知らない大人に誘われるがまま、退屈しのぎにゲームに参加しま…

『約束のネバーランド』20巻(漫画最終巻)の感想【『わたしを離さないで』と似てるか】

『わたしを離さないで』と似てるか この作品を読み始めたとき、カズオ・イシグロさんの『わたしを離さないで』に似てると思ってしまいました。 作品を、別の作品と比較するのは好きではありませんが、 「寿命が決まっている少年少女」 という設定が強烈だっ…

『零落』浅野いにお(著)の感想【売れることが一番重要か】

売れることが一番重要か 主人公は、30代中盤の漫画家です。 連載が終わっても、次の漫画を描けない漫画家です。 著者の浅野さんと似た境遇なので、主人公が浅野さんと重なって見えます。 例えば、主人公の発言、 狭量で懐古主義な漫画ファンたちが漫画業界の…

『おやすみプンプン』浅野いにお(著)の感想【魔力的なヒロインの恐ろしさ】

魔力的なヒロインの恐ろしさ 読後感は良くありません。 かといって、読まなければ良かったとは思っていません。 なぜ、読後感が良くないかというと、 ヒロイン(以下、田中愛子)に、最後まで嫌悪感があったこと 田中愛子を忘れられない主人公(以下、プンプ…

『鬼滅の刃』23巻(漫画最終巻) の感想【自分だけの幸せを見つける】

自分だけの幸せを見つける 最終巻を読んだ直後は、主人公たちの戦いが終わった後の、現代の話は不要に感じました。 確かに、戦いで生き残った者、死んだ者のその後を描くことで、昔と今の繋がりを意識することはできます。 ですが私は、昔と今の繋がりなど、…