いっちの1000字読書感想文

平成生まれの30代。小説やビジネス書中心に感想を書いてます。

生き方

『ルポ西成 七十八日間ドヤ街生活』國友公司(著)の感想【日雇いと生活保護】

日雇いと生活保護 私は学生時代、西成に泊まったことがあります。 安かったからです。一泊1200円くらいでした。 治安が悪いことは、なんとなく知ってました。 一泊の値段が破格ですから、理由を調べます。 しかし、背に腹は代えられませんでした。 南千住の…

『寝そべり族マニュアル』ゆるふわ無職(著)の感想【必要以上に働いたら負け】

必要以上に働いたら負け 寝そべり族とは、 頑張ることをやめて、最低限だけ働き、最低限の文化的生活を送る 競争社会に疲れた中国の若者たちを表す言葉です。 著者のゆるふわ無職さん(以下、ゆるふわさん)は、 週三で五時間だけバイトで働き、月六万円程度…

『40代にしておきたい17のこと』本田健(著)の感想【得意なこと、不得意なことを見直す】

得意なこと、不得意なことを見直す 私は30代ですが、先取りしようと思い、読みました。 『○○代にしておきたい』シリーズでは、10代、20代、30代を読んできました。 『30代にしておきたい17のこと』で印象に残ったのは、 30代のうちに、「この分野で生きてい…

『30代にしておきたい17のこと』本田健(著)の感想【何をやりたいかを見極める】

何をやりたいかを見極める 私は30代です。 30代にしておきたいことが、自分は果たしてできてるだろうか。 そんな気持ちで読みました。 10代向けや20代向けのシリーズより、緊張感がありました。 できていない部分に、ため息をつくこともありました。悪い意味…

『20代にしておきたい17のこと』本田健(著)の感想【誘われたらやってみる】

誘われたらやってみる 私は30代です。 20代でしておきたいことが、30代になってもやれてないのがあると思い、本書を読みました。 後悔はあります。 後悔は言い過ぎかもしれませんが、こうしておけば良かったことはありました。 誰かから、「○○やってみない?…

『10代にしておきたい17のこと』本田健(著)の感想【自然にできることを伸ばす】

自然にできることを伸ばす 私は30代です。 本書は10代向けでしょう。 「10代のときに読めたら良かったのに」とは思いません。 仮に私が、10代のときに本書を読んだからといって、さほど変わったとは思いません。 それに、過去の自分が読めたら良かったと言う…

『31歳、夫婦2人、月13万円で、自分らしく暮らす。』なにおれ(著)の感想【何者とは何か】

何者とは何か 著者名である「なにおれ」は、ブログ名「きっと何者にもなれない俺たちのライフスタイル」の略称からきているそうです。 僕は、今でも何者にもなれていません。 え? 本一冊出してるのに? 何者の定義はされてないので、なにおれさんの言う何者…

Kindle Unlimitedキャンペーンで読んだ本【プライムデー3か月無料はおすすめ】

プライムデーの3か月無料はおすすめ Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)には、キャンペーンのときだけ加入します。 前回(2022年10月)は、「2か月99円」でしたが、 今回(2023年7月)は、「3か月無料」でした。 Kindle Unlimitedは、キャンペーン…

『やまゆり園事件』神奈川新聞取材班 (著) の感想【入所者を助けたのに感謝されなかった】

入所者を助けたのに感謝されなかった やまゆり園事件とは、 2016年7月、神奈川県相模原市の知的障害者施設で起きた、殺傷事件です。 45人を殺傷、うち19人が死亡しました。 犯人(植松)は、事件のあった障害者施設の、元職員でした。 障害者施設に入職した…

『相模原障害者殺傷事件』朝日新聞取材班(著)の感想【同意の上での安楽死は否定できない】

同意の上での安楽死は否定できない 相模原障害者殺傷事件とは、 2016年7月、神奈川県相模原市の障害者施設で起きた、殺傷事件です。 45人を殺傷、うち19人が死亡しました。 被告は事件のあった障害者施設の、元職員でした。 被告は死刑になりました。 検察は…

『マンガでわかる年収400万円からのライフシフト2』の感想【人生100年の生き方】

人生100年の生き方 本書は、「100年生きる時代、自分だけの物語を描こう」というものです。 紹介文に、 「ライフシフト」を、地方在住の平均的な40代日本人男性を主人公に据え、より身近なものとして解説する とあります。 主人公の収入は平均的ですが、スペ…

『ミニマリスト式超人生戦略術』なにおれ(著)の感想【何者にもなれない俺】

何者にもなれない俺 「なにおれ」という著者名が気になりました。 「きっと "なに" 者にもなれない "おれ" たち」の略、だそうです。 著者名からわかることは、 なにおれさんは、何者にもなれないと悟った おれ「たち」なので、何者にもなれないと悟った人は…

「夜と霧 新版」フランクル(著)の感想②【強制収容所に入れられたら】

強制収容所に入れられたら 感想①はこちらです。 ナチス強制収容所のような出来事は二度とないと信じたいです。 ただ万が一、強制収容所に入れられたら、どうしたらよいでしょうか。 本書を読んで、外面的、内面的に対処法があると考えました。 まず外面の対…

「夜と霧 新版」フランクル(著)の感想①【ナチス強制収容所での実体験】

ナチス強制収容所での実体験 本書を読んだのは、『東大から刑務所へ』を読んだからです。 感想はこちらです。 元大王製紙の会長である井川意高さんが、刑務所で唯一泣いたのが、『夜と霧』を読んだときだったそうです。 ナチスがやったこと、ユダヤ人が体験…

『熔ける 再び そして会社も失った』井川意高(著)の感想②【刑務所で一般教養を学び直す】

刑務所で一般教養を学び直す 感想①はこちらです。 本書では刑務所での生活も描かれています。 刑務所では自由時間はたっぷりある。工場での作業のあと、午後5時過ぎに夕食を終えたら、午後9時まで4時間近くも本を読める。土日は午前8時から午後9時まで、独房…

『熔ける 再び そして会社も失った』井川意高(著)の感想①【出所後もギャンブル依存症は止まらない】

出所後もギャンブル依存症は止まらない 本書は『熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録』の続編です。 前編の感想はこちら。 著者の井川さんは、大王製紙の会長時代、連結子会社から約55億円を借り入れた会社法違反で逮捕されました。 借り入れた金も含め…

『熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録』の感想【カジノで106億負けた理由】

カジノで106億負けた理由 著者の井川さんは、42歳で大王製紙の社長になった方です。 筑波大学附属駒場中学校・高等学校 東京大学法学部 を経て、祖父が創業した大王製紙に入社しています。 東大に入っておけば、少なくとも学歴面で「あいつは所詮ボンボンだ…

『我が闘争』堀江貴文(著)の感想②【ライブドア事件と野口英昭氏の自殺】

ライブドア事件と野口英昭氏の自殺 感想①はこちらです。 野口英昭さんは、堀江さんの会社の部下でしたが、後に辞めています。 野口さんの自殺の報道が流れたのは、堀江さんに強制捜査が入った直後の出来事です。 野口氏の死に僕が関与していたと思い込んでい…

『我が闘争』堀江貴文(著)の感想①【ホリエモンの自叙伝】

ホリエモンの自叙伝 一気に読みました。 これは僕が長野刑務所で服役していた時に書き始めたものだ。 生まれて最初の記憶から現在までを時系列で辿っていく、いわゆる自叙伝ということになる。 この書き出しに引き込まれました。 捕まる前の堀江さんと言えば…

『人生の結論』小池一夫(著)の感想【特定の主題で人格を全否定しない】

特定の主題で人格を全否定しない タイトルに惹かれて読みました。 「人生の結論」が書かれている本があるなんて。 著者の小池さんを、私は存じ上げなかったのですが、興味深い経歴の方でした。 小説家を目指しましたが断念しました。その後弁護士を目指しま…

『嫌なこと、全部やめても生きられる』プロ奢ラレヤー(著)の感想【人と違う生き方を突き詰める】

人と違う生き方を突き詰める プロ奢ラレヤーさんは、人に奢ってもらって生計を立てている方です。 出版当時(2019年12月)に22歳で、年収1000万とのこと。すごいです。 僕の生活は奢られているか、ツイッターや有料マガジンを更新しているか、本読んでいるか…

『職業としての小説家』村上春樹(著)の感想【小説のオリジナリティー】

小説のオリジナリティー 村上さんが小説家としてどう歩んできたのか、読みやすい言葉で語られます。 小説を長く書き続けること、小説を書いて生活していくこと、小説家として生き残っていくこと、これは至難の業です。普通の人間にはまずできないことだ、と…

『もしあと1年で人生が終わるとしたら?』小澤竹俊(著)の感想【仕事を辞める】

仕事を辞める タイトルが強烈です。 「もしあと1年で人生が終わるとしたら?」 タイトルに惹かれて読みました。 しかし、私は何も変わりませんでした。 なぜなら、私は「あと1年で人生が終わる」と思っていないからです。 仮に、「あと1年で人生が終わる」と…

『毎日が冒険』高橋歩(著)の感想①【やりたいこととやることの一致】

やりたいこととやることの一致 元芸人で投資家の井村俊哉さんが薦めていたので読みました。 エネルギーに溢れた本でした。 著者の高橋さんは、 カウボーイになりたいと、アメリカに行く 無一文からバーを始める 会社を創って自伝を出す など、やりたいと思っ…

『人生逃げ切り戦略』やまもとりゅうけん(著)の感想②【挑戦を阻む者に負けない】

挑戦を阻む者に負けない 感想①はこちらです。 人生逃げ切りとは、 資産を得て労働から解放される 持続的にストレスのない働き方を実現する でした。 では、具体的にどのように人生逃げ切りを目指せばいいのでしょうか。 やまもとさんは、 お金が流れ込んでい…

『人生逃げ切り戦略』やまもとりゅうけん(著)の感想①【稼げるかは市場の選定で決まる】

稼げるかは市場の選定で決まる 人生逃げ切りとは何でしょうか。 経済的不安が限りなくゼロに近づいた状態 だと、著者のやまもとさんは言います。 「人生逃げ切り」には、「数億円規模の資産を得て労働から解放される」だけでなく、「持続的にストレスのない…

『金持ちフリーランス 貧乏サラリーマン』やまもとりゅうけん(著)の感想【つみたてNISAか自己投資か】

つみたてNISAか自己投資か 本書で特に参考になったのは、つみたてNISAへの考え方です。 月々3万円の積み立てでは、20年続けたところで、200万円程度の運用益を得られればよいほう。20年間続けるだけのリターンはあまり期待できません。いわば、単に毎月3万円…

『新編 図書館員への招待』の感想【魅力的な図書館員とは】

魅力的な図書館員とは 図書館の利用者にとって、魅力的な図書館員とはどんな方でしょうか。 魅力的な図書館員とは、まず目の前の利用者に真摯に対応し、利用者と資料との一期一会に立ち会うことをわが喜びとして、自らも成長する人ではないでしょうか。利用…

『図書館員をめざす人へ』の感想【図書館の役割と図書館に求めること】

図書館の役割と図書館に求めること 私の図書館の使い方は、 本を借りる(事前にインターネットで予約) 雑誌の最新刊を読む(最新刊は貸し出ししていない) 本を閲覧する の3つです。 本書では、これからの図書館は課題解決支援サービスが重要であるように感…

『混沌を泳ぐ PROGRESS STORY』中田敦彦(著)の感想【なぜ成功していくのか】

なぜ成功していくのか オリエンタルラジオ中田さんの電子書籍です。 タイトルにある「PROGRESS」とは、中田さんのオンラインサロンの名前です。 当初、30人だったオンラインサロンのメンバーは、現在(2021年7月)、5000人を超えているそうです。 オンライン…