最高の仕事とは
中田さんは、「最高の仕事」を、以下の5つすべてを満たすものだと言います。
- 成果を出している
- 周囲に認められている
- 満足な報酬が得られている
- やりたい職種に就いている
- 気の合う仲間がいる
ハードルが高いです。
一番重要なのは①だと思っています。①さえ成し遂げられれば、②~⑤は自然についてくるでしょう。
成果を出せば、周囲に認められるのはわかります。
ですが、成果を出して、やりたい職種に就けるのかは疑問です。
私は、4「やりたい職種に就いている」以外、まずまず満たしています。
成果を出しているし、周囲にある程度認めてもらっています。報酬に不満はありませんし、気軽に話し合える同僚もいます。
ですが、やりたい職種には就いていません。成果を出しても自然にはついてきていません。
「やりたい」職種という考え自体、誤っているのかもしれません。
中田さんは、やりたいことより喜ばれることを重視しています。
喜ばれることをやればいいのです。あるいは、「こうすれば喜ばれそうだな」と思えることをやればいいのです。
(中略)「これで役に立ちたい」と思えることにチャレンジしませんか。料理が得意ならレストランで働いてみればいい。やってみないと、それが本当にやりたいことなのかどうかはわかりません。
中田さんは、「自分が何をしたいか」ではなく、「何をすれば喜ばれるか」を重視しています。「やりたい職種」は、ないのかもしれません。
あなたは何によって社会に貢献できるのか。
言い換えれば、何によってまわりを喜ばせることができるのか。
たいそうな夢など見なくても、そこにさえたどり着ければ、あなたの人生はきっと輝くと思うのです。だってそのときのあなたは絶対に楽しいはずですから。
- やりたいことより、人に喜ばれることをする
- 人に喜ばれることをすれば、自分が楽しくなる
これは本当なのでしょうか。
以下、4つに分類してみました。
- 人に喜ばれ、自分が楽しいこと=得意な業務
- 人に喜ばれ、自分が楽しくないこと=ない
- 人に喜ばれるわけではないが、自分が楽しいこと=ブログ
- 人に喜ばれるわけではないが、自分が楽しくないこと=必要な業務
1は、得意な業務です。
2は、思いつきませんでした。人に喜ばれて自分が楽しくないことは、ないのでしょう。
3は、このブログです。自分が楽しいことです。
4は、必要な業務です。「やって当たり前、あって当然」と、人に思われている業務です。仕事でこの範囲が広いと、人に喜ばれるわけでもないので、楽しくありません。
私が、「やりたい職種」に就けてないと感じるのは、4の範囲が広いからだと思いました。
例えば、ごみ収集の仕事について。大変ありがたいのですが、「あって当然」だと思ってしまいます。
誰かがやらなければいけない必要な仕事ですが、自分はやりたくありません。
4「必要な業務」を減らし、1「人に喜ばれること」と3「自分が楽しいこと」を増やすのが最適だと感じました。
3「自分が楽しいこと」が1「人に喜ばれること」になれば最高ですが。