いっちの1000字読書感想文

一応平成生まれ。小説やビジネス書中心に感想を書いています。

2019-07-09から1日間の記事一覧

鼻につく窓拭きの青年 古市憲寿『百の夜は跳ねて』(芥川賞候補)の感想(1000字)

死と隣り合わせの仕事 前作『平成くん、さようなら』では、安楽死を望む青年の話でした。 本作の主人公は、窓拭きの仕事をしている青年です。 青年の耳には、死んだ先輩の声が聞こえます。こんなふうに。 そこで生まれてはいけないし、死んではいけない。そ…

負けに備える 村上春樹『ヤクルト・スワローズ詩集』の感想(1000字)

スワローズファンになったのは近いから 村上春樹さんはヤクルト・スワローズのファンです。 高校までは神戸に住んでいたので、阪神タイガースのファンだったそうですが、上京を期にスワローズファンになったそうです。 住んでいる場所から最短距離にある球場…