いっちの1000字読書感想文

平成生まれの社会人。小説やビジネス書中心に感想を書いてます。

『嫌なことから全部抜け出せる 凡人くんの人生革命』ヒトデ(著)の感想【小さな実績の積み上げ】

小さな実績の積み上げ

凡人が、嫌なことから抜け出せる方法なんてあるのでしょうか。

著者のヒトデさんのスタートラインは、

  • 学歴なし(Fラン大学)
  • スポーツ全然ダメ(大会の勝率0%)
  • 仕事もミスだらけ
  • 何かに没頭して結果を出した経験なし
  • 周りに起業した人や大金持ちの知り合いなし(人脈ゼロ)

と、ご自身を凡人だと言います。

スタートラインを見れば、確かに凡人です。

そのヒトデさんが今や、

  • ブログ運営
  • YouTubeチャンネル運営
  • ライター業
  • コンサル業
  • コワーキングスペース経営

と、多岐にわたる事業を行っています。

私も嫌なこと(やりたくない仕事)から抜け出したい。

著者のスタートラインがあるからこそ、自分にもできると、思わせてくれました。

では、何をするか。ヒトデさんは言います。

小さな実績を積み上げて、その過程を発信し続ける。その先に、あなたの求める「実績のある人」が誕生します。これは非常に地道な作業です。一発逆転もショートカットもありません。ただただ、積み上げるだけ。

私の小さな実績は何か、考えました。

例えばこのブログについて。

  • 2019年2月から運営(3年半経過)
  • 記事数454件

これは小さな実績と言えるでしょう。

ただ、過程の発信は十分にできていません。

アクセス数については、2021年2月に発信しています。

その後、アクセス数は伸びず、目標の月9000PV(一日300PV)を達成できていません。

アクセス数が伸びないのは、仕方ないと思っています(いや、本当は仕方ないとは思っていなく、毎日更新すれば変わるのではと思いつつ、仕事や時間を言い訳にして、できていません)。

ヒトデさんは目標について、

自分でコントロール可能な数字に設定する

と言っています。

コントロール可能な数字だと、私の目標は記事数しかありません。

今まで記事数について考えていませんでしたが、周りに影響されない数なので、淡々と積み上げることができそうです。

副業にせよブログにせよ、凡人である僕たちに圧倒的に必要なものが「時間」です。時間が無いのに成功できるのは、一部の天才だけでしょう。

私がブログを書いているのは、主に休みの日です。それだけでは足りないのでしょう。

一日一記事書けていれば、3年半の運営で1200記事以上になっています。実際は、その半分もいっていません。

ヒトデさんは、時間の作り方について、

  1. 1日のうち副業や自己研鑽に使う時間を決める
  2. 1で決めた時間の分だけ、今の生活からやめられることを探す
  3. 2で決めた「やめる」をサポートするためのアクションをとる(コンセントを抜く、リモコンを隠す、箱にしまう……など)
  4. 空いた時間を、副業や自己研鑽などの自己革命のための時間にする

私の場合は、

  • 朝起きたらブログを書く
  • 空いた時間に本を読む

それにより、小さな実績を積み上げていきます。