いっちの1000字読書感想文

平成生まれの30代。小説やビジネス書中心に感想を書いてます。

『読みたいことを、書けばいい。』田中泰延(著)の感想【誰にも読まれないんだから】

誰にも読まれないんだから 本書から学んだのは、 「誰にも読んでもらえないんだから、自分が面白いと思うことを書こう」です。 なぜなら、 よく文章指南の本には、「なにが書いてあるかが大切」という教えが書いてあるが、現実は違う。「だれが書いたか」の…

『人を操る禁断の文章術』メンタリストDaiGo(著)の感想②【心を動かす文章を書くために】

心を動かす文章を書くために 感想①はこちらです。 Daigoさんは、文章の役割について、 読み手を行動へと導いてこそ、初めて存在価値がある と言い、 行動に導く流れは、 読む→言葉に反応する→想像する→行動を起こす と言います。 文章を書くときのスタート地…

『死亡のメソッド』町屋良平(著)の感想【芸能ゴシップ記者と死ぬ演技がうまい俳優】

芸能ゴシップ記者と死ぬ演技がうまい俳優 主人公はシステムの営業をしていましたが、鬱症状をきっかけに1年ちょっとで辞め、芸能ゴシップ記者になります。 芸能ゴシップ以外にも、 俳優のエキストラ YouTuber ダンス をしています。 主人公が俳優のエキスト…

『海がふくれて』高橋弘希(著)の感想【海辺に住む高校生の夏休み】

海辺に住む高校生の夏休み 主人公は、浜辺の街に住んでいる、17歳の女子高生です。 付き合っている彼氏は、同じ高校で、近所に住む幼なじみです。彼に面と向かって「好きだから付き合って下さい」と言われ、主人公は恋に落ちました。 幼少期から殆ど毎日顔を…

『宿酔島日記』古川真人(著)の感想【酔いつぶれる小説家の日常】

酔いつぶれる小説家の日常 主人公は、兄と同居する小説家です。 年齢は30歳過ぎで、古川さん本人に近いですが、あくまで小説です。 主人公がなぜ日記を書くのかというと、 二日酔いのひどいとき、なにもできずに一日を漫然と送る言い訳として、「余は如何に…