スケジュールと対策
読書感想とは関係ない内容です。
ですが、書かずにはいられないので記録しておきます。
もしかしたら、未来の私に向けてかもしれません(もう二度と受けたくないですが)。
終わった困難は、時が経つと薄れると聞きます。
私は、検便の結果、潜血があるために大腸内視鏡検査を受けました。
検査を終えた私が、再度検査を受けることになったり、誰かから助言を求められたりした際に、
「大丈夫だよ、大変だけど辛いのは半日だから」
という考えを頭に浮かべたり、助言をしたりしないように、記録しておきます。
相当辛かったのです。
では、順を追って記録します。
スケジュール
- 3日前から食事制限(消化の悪い食べ物は控える)※できませんでした
- 前日、寝る前(22時)に下剤1本(10ミリリットル)を水に溶かして飲む
- 当日、3時に激痛で起きる
- 3時から6時、腹痛、下痢、吐き気、血便(落ち着いたときには眠れた)
- 7時から、モビプレップ(水に混ぜて2リットル)を少しずつ飲む※0.5リットル残したが問題ありませんでした
- 13時に病院に到着
- 点滴
- 検査室で鎮痛・鎮静剤
- 検査
- 医師と面談
辛かったこと
辛かったのは、下剤による腹痛、下痢、吐き気、血便でした。
腹痛は差し込むような痛みで、身体を前かがみによじらせてないと耐えられませんでした。
頻繁にトイレに行くので、ベッドまでの往復が困難で、便器の横のスペースで何度もうずくまりました。
便座に座り、前かがみになっていると、下痢とともに吐き気が生じます。胃の中のものがせり上がってくるような気持ち悪さはあるのですが、実際に吐くことはありませんでした。
下痢とは別に、血便がありました。便といっても液体に近く、赤色の醤油が便器の水に垂らされたイメージです。
また、2リットルほどのモビプレップ(スポーツドリンクのような味)を飲むのも、大変でした。
- モビプレップをコップ2杯(1杯を15分かけて飲む)
- 水をコップ1杯
の繰り返しです。飲んだらトイレに駆け込むことが必至なのに、飲まなくてはならないのが、しんどかったです。
良かったこと
良かったことは、鎮痛・鎮静剤を使ってもらったことです。
おかげで検査の間、意識はなく、眠っていました。
起きたら検査は終わっていました。
検査中も検査後も、痛みはありませんでした。
ポリープがあったようで、切除してもらいました。
次回の対策
二度と大腸カメラは受けたくありませんが、万が一、大腸カメラや胃カメラを受けることになったらを想定して、次回の対策を記録します。
- 鎮痛・鎮静剤を使用してもらう
- 下剤の量を医師に聞いておく
- 便の色は黄色でOK
1は、上記良かったことのとおりです。眠ったまま検査が終わっていたのは最高でした。
2は下剤の量です。
検査後の医師との面談で、深夜に腹痛や血便があったことを医師に告げたら、
「次回からは下剤飲まなくてもいいですよ。私もこないだ検査を受けたときは、下剤なしでモビプレップだけで問題なかったので」
と言われました。
最初に言ってほしかった……。
なので、便秘がちでない方は、下剤が不要な可能性もあるので、下剤の量を事前に医師に確認しておいた方が良いです。
3は、便の色について。
便が透明になるまで、モビプレップと水を飲み続けなければならないと思っていましたが、黄色で問題がないとのことでした。
検査前、「便が尿のような黄色なんですけど……」
とおそるおそる聞いたら、
「それなら大丈夫ですよ!」
と言われたので、便の色が透明になるまでストイックに飲み続けなくてよいとわかりました。
大腸カメラは、受けるまでが相当辛かったのですが、結果としてポリープを切除してもらったので、受けて良かったです。