いっちの1000字読書感想文

平成生まれの30代。小説やビジネス書中心に感想を書いてます。

『これからを稼ごう 仮想通貨と未来のお金の話』堀江貴文(著)の感想①【規制は技術に対抗できない】

規制は技術に対抗できない

私は仮想通貨を買ったことがあります。

価格の上昇に期待し、稼げると思ったから買いました

ですが、堀江さんの考えは違いました。

仮想通貨は、貯金や投資にとって代わる画期的な財テク術ではない

(中略)

仮想通貨は、僕たちの”これから”の未来を豊かな方向へデザインする、テクノロジーのひとつだ。

このテクノロジーは自走式であり、進化と成熟の行く先は、まだ誰にもわからない。

仮想通貨がテクノロジーのひとつなら、投資先として考えても良さそうな気はします。

これほど値動きの上下が激しい投資は、仮想通貨以外にないと思います。なので投機にもなるし、盛り上がるのでしょう。

マイクロソフトのプログラマーだった中島さんは、仮想通貨の値動きが気になってしまい、自身の生産性が落ちてしまうので、手放したそうです。

仮想通貨の値動きに一喜一憂し、仕事が手につかないような、本末転倒な状態になってしまっている人もいるのだろう

これは、単純に対日本円ベースで仮想通貨を見てしまっていることが悪いのだと思う。仮想通貨に対する法定通貨の値付けは激しく変動するが、所持している仮想通貨自体が毀損されるわけではないから、気にする必要はないのだ。

私は2018年1月、仮想通貨を始めた頃、

  • 仮想通貨の値動きに一喜一憂
  • 対日本円ベースで仮想通貨を計算

していました。

仮想通貨取引所へのハッキング事件などがあり、仮想通貨は一気に暴落。私は相当の含み損を抱えました。

それ以来、仮想通貨を放置してきましたが、2021年5月のバブルのときに再び仮想通貨に触れ、同じように値動きに一喜一憂してしまいました。

私は、堀江さんのように「所持している仮想通貨自体が毀損されるわけではないから、気にする必要はない」と思うことができません。

なので私も、上記の中島さんのように、仮想通貨を全て手放すべきです。

手放すべきだとわかっているのですが、所持している仮想通貨を、購入時と同じか、それ以上の値段になるまで売らないというスタンスを取っているため、売れるに売れません

値上がりを期待する一方で、仮想通貨に対し疑念を持っているのも確かです。物体がないのに値段が上下するなんてどういうことか、理解できていません

堀江さんは、一定の規模でグローバルに浸透していったイノベーションを、一国の都合で潰すことはできないと言います。

仮想通貨も同様でしょう。中国が仮想通貨にいくら規制をかけたって、潰すことはできないのかもしれません。

僕らは技術革新に抗えないということを理解しているはずだ。便利な携帯電話ができれば、最初は「こんなもの!」と、抵抗があっても、いずれみんな使い始める。

テクノロジーは常に優越するのだ

(中略)

規制は決して技術に対抗できない。守る側の方が、遅い。だから、僕は新しい方に張るのだ

新しい方に張ると言いつつ、仮想通貨を購入しない堀江さんは、仮想通貨の未来に張ってはいても、価格の上昇には興味がないのでしょう。

私は、仮想通貨の未来には興味はないですし疑念を持っているのですが、価格の上昇には興味があります。堀江さんと逆です。

十分なお金があったら、私は仮想通貨を買わないでしょう。お金がないから、仮想通貨で儲けようとしました。億り人を多数輩出した仮想通貨の価格上昇に興味があったのです。

仮想通貨の値動きに一喜一憂し、仕事が手につかないという、本末転倒な状態になりたくないのに、困ったものです。

本末転倒から脱するには、

  1. 仮想通貨を買わない
  2. 仮想通貨を買ったら値動きを気にせず放置する

2をするには、必ず伸びると思う銘柄を見つけるまで買わないことが必要です。

稼げている人が多いからこそ、稼ごうとしないことは機会損失だと思い参入するのですが、そう簡単には勝たせてくれない仮想通貨に、振り回されています。 

感想②はこちらです。