いっちの1000字感想文

一応平成生まれ。主に読書感想文を書いてます。

伝わる文章を早く書きたい人に 上阪徹『10倍速く書ける 超スピード文章術』の感想(1000字)

伝わる文章を早く書きたい人におすすめ

 社会人は、文章を書くことが多いです。議事録、企画書、報告書、メールなど。

 文章の作成に時間をとられ、他の業務に手が付けられなくなると、残業せざるを得なくなります。

 逆に、早く文章を書ければ、その時間は他の業務にあてられますので、仕事を早く終わらせることができます。

 本書には、10倍速くための実践的な内容が書かれています。

 伝わる文章を早く書きたい人におすすめです。 

10倍速く書ける 超スピード文章術

10倍速く書ける 超スピード文章術

 

速く文章を書くための5つのステップ

  1. 書く目的と読者を定める(何のためにその文章を書くのか)
  2. 目的に合った素材を集める(ひらめきをメモする)
  3. 素材を組み立てる(相手が理解できるよう、わかりやすい順番や論理を考える)
  4. 一気に書く(推敲を前提に、誤字や表現を気にせず書ききる)
  5. 見直す(読みやすくする、わかりやすくする)

 特に役立つ1と4について書きます。

 

書く目的と読者を定める

目的を決めずに書くと、「文章を書く」という行為そのものが目的になるのです。書くこと自体が目的に化すと、「書き方」や「表現」にこだわり始めて、時間がかかります。(p.70)

 耳が痛いです。私は書き方や表現方法にこだわり、時間をかけすぎてしまうことが多々あります。

 

「その文章を読んだ読者に、何を感じてもらいたいのか?」というところまで決めることで初めて、正しい素材を集められる(p.66) 

 書く目的と読者が決まらないと、それに合った素材が何かわからないということですね。

 

たとえば、社内報のエッセイの執筆を総務部の担当者から依頼されたら、その担当者に「これは何を目的として、どんなことを書けばいいんですか?」と聞きましょう。(p.68)

  真の目的を確認すれば、それに沿うための素材集めができるので、あれこれと悩む時間を短縮できます

 

読みやすい文章を書く7つのポイント

  1. 一文を短く
  2. スラスラ読めるリズムを作る(ですます調と、である調を織り交ぜる)
  3. 強調したいときは「」を使う
  4. 順接の接続詞を使わない(だから、また、さらに)
  5. 逆説の接続詞を使う(しかし、ただ、ところが)
  6. 平易な言葉、わかりやすい言葉を使う
  7. 納得できる内容やロジック、展開を意識する

 例えば、わかりやすくするために、形容詞ではなく素材に置き換えると、イメージしやすいです。

 ×外はすごく寒い

 ○軒下からつららが20センチほど伸びている

 下の表現の方がイメージしやすいので、読者に伝わります。

 

書く目的を定め、それに合った素材を探し、わかりやすい言葉で並べる

 速く書くためには、この手順を意識するのが良さそうです。

 速さだけでなく、読者に伝わりやすい文章に近づけます。 

10倍速く書ける 超スピード文章術

10倍速く書ける 超スピード文章術

 

調べた言葉

垂涎:あるものを強く欲しがること

当意即妙:その場に適応してすばやく機転をきかすこと