2019年に読んで良かった本3選
2019年に読んだ小説で、良かった3冊を紹介します。
- 古谷田奈月『神前酔狂宴』
- 金子薫『壺中に天あり獣あり』
- 小川洋子『ことり』
古谷田奈月『神前酔狂宴』
主人公は、結婚式場で働いています。
- 結婚披露宴って何?
- なんでみんな、結婚を披露するの?
と思いながら、全力で働きます。
その働きぶりを評価されていく主人公のもとに、「自分の本心と結婚したい」と言う女性が現れます。
働くことや結婚式について考えたい人におすすめです。
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金子薫『壺中に天あり獣あり』
主人公は、外に出られないホテルの中をさまよっています。
差し込まれた光をたどっていくと、広い空間に出ます。
その空間に、10階建てのホテルを発見します。
そのホテルに人を呼び、主人公は新たな世界を作ろうとします。
0から作り出される世界観を味わいたい人におすすめです。
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小川洋子『ことり』
主人公とその兄は、人とのコミュニケーションが苦手です。
特に兄は、日本語ではない独自の言葉を話します。
理解できる人は、主人公だけです。
二人は、社会から追いやられるように生活しています。
人とのコミュニケーションが苦手な人におすすめです。
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