いっちの1000字読書感想文

一応平成生まれ。小説やビジネス書中心に感想を書いてます。

『たった一人の熱狂 仕事と人生に効く51の言葉』見城徹(著)の感想【死の虚しさを紛らわせるため熱狂】

死の虚しさを紛らわせるため熱狂する

 人はいつか死にます。

 必ず訪れる死のむなしさを紛らわせるため、見城さんは熱狂(=圧倒的に努力)します。

虚しさを紛わせる要素は、せいぜい①仕事②恋愛③友情④家族⑤金の五つしかないと思う。

 表紙の見城さんは、叫んでいるようにも、怒鳴っているようにも見えます。

 読む前は、直属の上司がこんな感じだと嫌だなと思いました。

 読んだ後もそんな変わりませんでした。

 それは私が、

  1. 死のむなしさをまだ感じていない
  2. むなしさを今の仕事で紛らわせたいと思っていない

 からでしょう。

 もし、後一年しか生きられないとしたら、私は仕事に行きません。

 逆に考えると、見城さんは熱狂できる仕事に就いているということです。

 それがうらやましい。

 何かに熱狂したい人、今の仕事に満足していない人におすすめです。

たった一人の熱狂 (幻冬舎文庫)

たった一人の熱狂 (幻冬舎文庫)

  • 作者:見城 徹
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2016/04/12
  • メディア: 文庫
 

仕事の選び方

転職を考える時に「給料がいい」とか「休みが多い」といった条件で決めるのは、愚の骨頂だ。

 私はプライベートを充実させるため、楽そうな仕事を選びました。

 仕事は楽しくないけど、休日を励みに仕事を乗り切るスタンスです。

 見城さんからしたら、私の選択は「ありえない」でしょう。それだと仕事に熱狂できないからです。

どんなに苦労してでも、自分はこの仕事をやりたくてたまらない。好きな道なのだから、いくら苦しくても耐えられる」そう言い切れる仕事でなければ、爆発的な情熱は沸かない。

 では、そうした仕事=天職と出会うにはどうしたらいいのでしょうか。

天職と出会いたいのなら、自分の内なる声に耳を澄まさなければ駄目だ。 変態でストッキングに異常な興味があるなら、ストッキングの会社に行けばいい。大手だとか給料が良いだとかは関係がない。これなら日本一になれるということを突きつめるべきだ。

 私は働いてから、楽な仕事であっても時間を売ってお金を稼ぐのは幸せではないと、気づきました。

 現状から抜け出すには、熱狂=圧倒的努力が必要です。

何でもいい。何かに熱中しろ。何かと格闘しろ。もがき、苦しみ、悩み抜け。それが、どれだけ大切だったか、思い知る時がきっと来る。

 これには熱狂したと、胸を張れるものはあるでしょうか。

 私にはまだありません。

 その結果、平日は一刻も早く退勤するために働き、休日は自分の好きなことに時間を使っています。

 仮に宝くじで1億円当たったら、仕事を辞めるでしょう。

 これをやりたくてたまらないという仕事はありませんが、時間を売ってお金を稼ぐことから脱却したいと、より強く思いました

 多くの時間を、本を読むことと文章を書くことに使うためです。

たった一人の熱狂 (幻冬舎文庫)

たった一人の熱狂 (幻冬舎文庫)

  • 作者:見城 徹
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2016/04/12
  • メディア: 文庫
 

調べた言葉

  • 偉丈夫:体が立派で、すぐれた男
  • 冷厳:冷静できびしいさま
  • 頑迷固陋(がんめいころう):自分の考えに固執して、正しい判断ができないさま
  • 寧日(ねいじつ):穏やかでやすらかな日
  • 風光明媚:自然の景色が清らかで美しいさま
  • 阿修羅:インド神話で、戦闘を好む鬼神
  • 晴耕雨読:晴れた日は耕作し、雨の日は読書すること
  • 峻厳(しゅんげん):非常にきびしいこと
  • 莞爾:にっこりほほえむさま
  • 天馬空(てんまくう)を行く:天馬を自由に駆けるように、着想などが自由奔放であるさま
  • 軽挙妄動:軽はずみに何も考えず行動すること
  • 滋味:うまい味わい
  • 蛮勇(ばんゆう):むやみやたらに発揮する勇気
  • 泰斗(たいと):その道の第一人者