マンネリと神回
夜に放送している連続ドラマは見ていませんが、朝ドラは見ています。
- カムカムエヴリバディ
- ちむどんどん
- 舞いあがれ!
と、3期連続見ています。
面白いからというより、習慣です。
- 一話15分だから見やすい
- 放送が月から金(祝日も放送)なので習慣化しやすい
朝ドラは半年間の放送期間で長いので、主人公の幼少時代から描かれます。
「舞いあがれ!」の主人公は、
- 凧
- 飛行機
- 模型飛行機
と、空を飛ぶものに興味を持っています。
第一話の冒頭で、機長になった主人公の姿が登場します。
幼い頃に興味を持ったことを仕事にしたことがわかります。
幼少期の興味関心が仕事になるパターン、もう飽きたと思ってしまいました。
- 「カムカムエヴリバディ」:時代劇に興味を持った主人公が時代劇のスタッフになる
- 「ちむどんどん」:料理を作るのが好きな主人公が沖縄料理の店を開く
幼少期の興味関心が、仕事になるってそんなにありますかね。
私は小学校までに、
- ピアノ
- おもちゃ、ゲーム
- 英語
- 野球、バスケ、和太鼓
に興味がありましたが、今就いている仕事は、全く関係ありません。
多くの方も、幼少期の興味とは関係のない仕事をしているかと思います。
朝ドラの主人公たちは輝いています。
幼少期の興味を仕事にすることが、紆余曲折あっても、最終的には輝かしい人生みたいに。
ほぼ毎日放送されているからか、朝ドラの主人公に親近感を持っていましたが、現実に名を成した人がモデルになってるケースが多いようです。
勝手に親近感を持っていましたが、雲の上の存在でした。
また、物語の展開を予測できてしまいます。
直近の「舞いあがれ!」で言うと、
- 主人公の父の会社が、取引先から契約を切られる
- 父が食い下がると、取引先から無理難題な仕事を提案される
- 父の会社が無理難題な仕事をこなす
- 契約が再開される
父の会社が無理難題な仕事をこなせず、倒産に陥る展開だと、視聴者は納得しないかもしれません。
ただ、私は最悪なシナリオが見たいと思いました。
例えば、飛行機に興味を持った主人公が、
- パイロットになれず、
- 飛行機の関連企業にも就職できず、
- 一度倒産した父の会社を、廃人化した父と一緒に立ち直そうとする話
朝ドラには向かないでしょうが。
「カムカムエヴリバディ」では、主要人物の一人が、時代劇の視聴者をバカだと批判する神回があります。
毎回毎回、同じような展開を飽きもせず見てる奴のことだ。
同じセットで同じ場所で同じことが起きて同じクライマックス迎えて、大立ち回りで拍手喝采 (第77話)
朝ドラにも通じるところがあります。
同じような展開、同じセット、同じようなクライマックス。
それでも私は見てしまいます。
習慣化の力もあるでしょうが、「カムカムエヴリバディ(第77話)」のような、神回を期待しているからです。