OVAのOP「future gazer」に感動
「とある科学の超電磁砲」というアニメを見ました。
パチンコ屋の前を通ると、タイアップをよく目にしますが、アニメ未視聴でした。
タイトルにオタク臭さがあり、敬遠していましたが、見始めたら最後まで見てしまいました。
- 第1期:全24話
- 第2期:全24話
- 第3期:全25話
- OVA:全1話
74話を一気に見ました。
一気に見たのだから、さぞ面白かったのだろうと思われるかもしれません。
しかし、ストーリー的に面白かったとは断言できません。
おすすめアニメを聞かれたとき、本作を一番には勧めにくいです。
「次も見るかー」が続いて、最後まで見てしまった感じです。
なぜ、最後まで見てしまったのでしょうか。
おそらく、キャラクター(特に主人公)の魅力によるものです。
主人公は、お嬢様学校に通う中学2年生の女子で、指先から電撃を出します。
タイトルの「超電磁砲」は「レールガン」と読み、放電する主人公の二つ名です。
主人公は、総人口230万人の都市で、ナンバー3の超能力者です。
主人公は強いだけでなく、キャラクターが立っています。
- 好きなキャラクターはカエルだが、大っぴらには言えない
- 制服のスカートの下に短パンを履いている
- 友達を巻き込みたくないために単独行動に走る
などです。
ちなみに、宝島社「このライトノベルがすごい!」の「好きな女性キャラクター部門」で、2010~2014年度と2016~2019年度で1位を獲得したようです。
74話見て一番良かったのは、OVAのオープニング映像です。
OP映像の内容は、主要人物4人が一緒に過ごす1日を、主人公のフィルムを通して見るものです。
ストーリー性がありますが、曲が流れているため、主人公たちの会話は聞こえません。
カエルのマスコットに会った主人公が、本当は一番嬉しいはずなのに、周りに友達がいる手前、嬉しさを隠すところにキャラクターが出ています。
このOPに描かれた1日で、一話作ってほしいです。
大抵のアニメは1クール同じOPのため、約12回流れますが、OVAは一話だけです。
一話のためだけに、このOPが作るという、製作者サイドの気概を感じます。
アニメのOPについて、私は最初の何話かは見ても、そのうち飛ばして本編を見ていました。
最後まで飛ばさなかったOPで思い出せるのは、「ソードアート・オンラインⅡ」マザーズ・ロザリオ編のOP「courage」です。
こちらもストーリー性のあるオープニングです。
仲間の一人が、別の仲間のメンバーに入ったことを、HPゲージの追加表示で示すシーンに鳥肌が立ちます(見ていない方は何言ってるのかわからないと思います。すみません。でも「ソードアート・オンライン」はおすすめです)。
「とある科学の超電磁砲」というタイトルにオタク臭さを感じて敬遠していた私を殴ってやりたいです。
私がオタクになっている、ということかもしれませんが。