いっちの1000字読書感想文

平成生まれの30代。小説やビジネス書中心に感想を書いてます。

アニメ「シュタインズ・ゲート」より面白い作品【シュタゲとリゼロの比較】

シュタゲとリゼロの比較

先日、「シュタインズ・ゲート」を見直しました。そのときの感想です。

ふと思ってしましました。「シュタインズ・ゲート」より面白い作品はあるのかと。

アニメはもちろん、映画でもドラマでも小説でも、ジャンルは問いません。

とにかく、「シュタインズ・ゲート」より面白い作品はないのか、考えました

結論から言います。思いつきませんでした

今の私の頭では、「シュタインズ・ゲート」より面白い作品を思いつくことができませんでした。

では、どうするか

比較し、検証していこうと思います。

傑作だと思う作品を鑑賞し、「シュタインズ・ゲート」を超えたかどうかを主観的に判断しようと思いました。

アニメでも映画でもドラマでも小説でも、ジャンルは関係ありません。Youtubeの動画も対象です

とにかく面白い作品を探すことに尽きます。

「面白い」の判断基準は、私が面白いと感じた度合い、直観です

しいて言えば、

  • 夢中になった
  • 鑑賞後も後を引く(考えてしまう)

が度合いです。

「シュタインズ・ゲート」の面白さでいえば、

  • 主人公の魅力
  • 練り込まれたシナリオ
  • ラストのカタルシス

の大きく3つあります。

主人公の魅力は、作品を見続ける原動力になります。魅力のない主人公には惹かれません

シナリオが綿密に練り込まれている作品は、何度見ても楽しめますし、新たな発見を得ることができます

ラストがどうなるかわかっていても、夢中になって見ることができます。

「シュタインズ・ゲート」より面白いとまではいかなくとも、匹敵する作品に「Re:ゼロから始める異世界生活」(リゼロ)があります

感想はこちらです。

どちらの作品も、主人公にひと癖あります。そして、主人公の弱さが見えます

弱い部分がない完璧な主人公の作品を、私は好きではありません

弱点がない主人公を見ると、遠い存在に感じてしまうからかもしれません。おそらく私は、主人公にどこか自分を投影しているのでしょう。

なので、主人公が覚醒する前の部分に面白みを感じます

例えば、

  • 「ONE PIECE(ワンピース)」の初期(20巻くらいまで)
  • アニメ「鬼滅の刃」の1話から5話

です。

  • 「ONE PIECE」は、主人公の仲間になるかどうかや、敵を倒せずにいる場面
  • 「鬼滅の刃」は、主人公が修行をし、弱いながらも食らいつき、努力の末、壁を打ち破る場面

に、面白みを感じます。「鬼滅の刃」 の感想はこちらです。

ただ、それ以降は「シュタインズ・ゲート」や「Re:ゼロから始める異世界生活」ほど夢中にはなれませんでした。

「シュタインズ・ゲート」、「Re:ゼロから始める異世界生活」はタイムリープもので、時間をさかのぼってやり直しする作品が好きなのかもしれません。

同じ系統の、「ひぐらしのなく頃に」、「魔法少女まどか☆マギカ」も面白いと感じますが、違うのは、主人公(登場人物)の魅力が、上記2作品ほどないことです。

そう考えると、私にとっての作品の面白さは、主人公の魅力に左右されるのかもしれません。

  • 魅力的な登場人物
  • 夢中になった
  • 鑑賞後も後を引く

作品でフィルタをかけたとき、思いついたのは以下のとおりです。

  • 小説:『コインロッカー・ベイビーズ』村上龍(著)
  • 小説:『海辺のカフカ』村上春樹(著)
  • 漫画:「鋼の錬金術師
  • 映画:「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち
  • Youtube:「【中田敦彦のしくじり武勇伝】人は何者にでもなれる

魅力的な主人公の作品という観点から、傑作を鑑賞していこうと思います。