夏に見返したくなるアニメ
見返したくなると言ってるくらいですから、何度か見てます。
感想もすでに書いていました。
何が素晴らしいかというと、登場人物の魅力です。
登場人物の魅力が、私にこの作品を何度も見せます。
ストーリーが面白いだけでは、何回も見ることはできないでしょう。
主人公をはじめとする登場人物の魅力があるから、夏が来るたび、物語のひと夏を、再び体験したくなります。
頑張れよ、これから始まるのは、人生で一番長く、一番大切な3週間だ
「シュタインズ・ゲート」の主人公以上に魅力的な主人公を、私は知りません。
アニメだけでなく、映画やドラマ、漫画や小説、どんな物語でも、「シュタインズ・ゲート」の主人公以上に、魅力的に感じる主人公はいません。
ちなみに、「シュタゲ」と略すのは、好きではありません。
何となく、オタク臭がするので。
物語の登場人物はオタクばかりなんですが、略した言葉からオタク臭を感じるのは、好きではありません。
シュタインズ・ゲートって略さずに言いたい。
「Re:ゼロから始める異世界生活」はリゼロで良いし、「ソードアート・オンライン」は、SAOでいい。
ですが、「シュタインズ・ゲート」はシュタインズ・ゲートのままがいい。
略して言いたくない作品です。
では、主人公のどこがそんなに魅力なのか。
- 仲間想い
- 諦めない
- 弱い
- 痛々しい
こうして挙げると、他にもそんな主人公はいっぱいいるじゃないかという反論がありそうです。実際、私がそう思いました。
リゼロの主人公にも、当てはまりそうです。
SAOの主人公には、当てはまらないです。SAOの主人公は、ものすごい強くて、痛々しくないので。
念のため断っておくと、リゼロもSAOの主人公も、どちらも魅力的です。
しかし、「シュタインズ・ゲート」の岡部倫太郎(鳳凰院凶真)には劣ります。
結局のところ、格好良いの一言に尽きます。
何が格好良いのか。
本作は、タイムリープものです。
タイムリープして、何とかしてヒロインを救うという話です。
しかし、犠牲が伴います。
主人公が、犠牲を受け入れ、ヒロインを救える世界に行き着くという場面で、発せられる宣言が、オタクの言葉にまみれています。
今、ここにラグナロックの勝敗は決した。
この俺、狂気のマッドサイエンティストである鳳凰院凶真は、機関および、SERNのあらゆる攻撃に対し、時空を操ることで、完全に勝利したのだ。
世界の支配構造はリセットされ、混沌の未来が待つであろう。これこそが、シュタインズ・ゲートの選択。
見ていない人は意味がわからないと思います。
オタク言葉にまみれた主人公の勝利宣言が、なぜか泣かせます。格好良いのです。
今回、Vtuberの兎田ぺこらさんの同時視聴の動画を見ました。
Vtuberさんの動画を見るのも、同時視聴も初めてでしたが、楽しかったです。
ぺこらさんは「シュタインズ・ゲート」が初見でした。
初見ゆえの反応が良く、同時視聴の新鮮味と面白みを体感できました。
ぺこらさんの言葉を引用します。
初めてシュタインズ・ゲートを見た1話の自分に言いたい。1話を見てこの厨二病やばくないって、オカリンに対して言った自分に言いたい。
バカヤロー! オカリンは本当に格好良いぺこなんだと、鳳凰院凶真最強やと、言ってあげたい。過去に戻って。
(中略)今までのアニメで見てきた主人公、どの主人公よりもめちゃくちゃかっこよく見えてきた
記憶を消してもう一度見たいアニメとして、「シュタインズ・ゲート」が挙げられることがあります。私も同意です。
記憶を消して見るのはできませんが、Vtuberさんの同時視聴のように、初見の人の反応を見ながらアニメを見るのは、それに近いかもしれません。