たくさん読む以外の方法
読解力をつけるにはどうすればいいのか。
そう思うきっかけがありまして……
先日、とある小説で、私は読み間違いをしました。
「グループホーム入居」を「病院入院」と勘違いし、読んでいました。
物語上は、大した違いではありません。
しかし、グループホーム入居と病院入院では、受け手の印象が違います。
本を感想を書いてる人間にとって、読み間違いは致命傷です。
間違った情報発信につながるからです。
正しい情報発信のためにも、読解力をつけたいと思い、手に取りました。
本書を選んだのは、一番読みやすそうだったからです。
「14歳からの読解力教室」というタイトルに惹かれました。
「単に無理やり読むこと」が読解力を向上させるかというと、それはちょっとビミョウです。
(中略)「本をたくさん読む」のではないアプロ―チで読解力を鍛える、そうすると、読んで分かるようになる、分かるようになるともっと知りたくなる、本を読みたいというルートで読解力を高めることを考えましょう。
- 「本をたくさん読む」のではないアプローチで読解力を鍛える
- 鍛えた読解力で、読んで分かるようになる
- 分かるようになると、もっと知りたくなる
- もっと本を読みたい
結果的に読解力もアップ、というわけでしょう。
では、「本をたくさん読む」のではないアプロ―チとは、どういうものでしょうか。
読解力を向上させる6つの方略が、紹介されています。一部抜粋します。
- 基本的な読み方コントロール:分からないと思ったら何回か読んでみる
- 明確化:指示語をはっきりさせる。あいまいな表現を言い直す。
- 要点把握:大事そうなところを見つける。流れを図にする。
- 理解チェック:分からないところはどこか考える。
- 構造注目:接続詞に注目して話の流れを捉える。まとまりを作って整理する。
- 知識の活用:知ってる内容と結びつける。同じところと違うところを考える。
本を読むときに、上記6つの方略を使うことで、読解力を高めます。
1から6についての、私の反省点(できてなかったところ)を挙げます。
- 分からないところは読み飛ばしてた
- あいまいな表現はスルーしてた
- 流れを図にしてなかった
- 分からないところ自体を考えてなかった
- 接続詞に気を配ってなかった。まとまりを作って整理してなかった
- 知ってる内容と結びつけてなかった
反省点を挙げたところで、今後どうしていくか。
- 分からないところを読み飛ばさず、少しは粘る
- あいまいな表現をスルーせず、少しは粘る
- 流れを図にするのは、正直面倒
- 分からないところを読み飛ばさず、何が分からないのか考える
- 接続詞に注意する。まとまり作って整理は、正直面倒
- 知ってる内容を結びつけるのは難しそう
読解力をつけるために、私の場合は、本の内容をわかろうとする努力が一番必要だと感じました。
わかろうとしてもわからないときは、
- なにがわからないのか
- どうしてわからないのか
- どうしたらわかるようになるのか、それは私にできるのか
を考えてみるようにします。