小さな成功と小さい自信
本書は、『なぜ僕らは働くのか』という本で紹介されてました。
感想はこちらです。
その本で、本書がおすすめキャリア本として挙げられてたので、読みました。
『「どうせ無理」と思っている君へ』というタイトルに、ギクッとしました。
自分のことだと思ったからです。
私は何回「どうせ無理」だと、思ったのだろう。
- 大学受験
- 就職活動
- 小説の公募
- 脚本の公募
- 図書館司書の応募
どれも思うようにはうまくいきませんでした。
- どうせもう無理だ
- やったところで無駄だ
辞める理由には十分でした。
そうして辞めてきた私は、今、何を無理だと思ってるんだろうか。
無理だと思うものがあるから、本書を手に取ったのだと思います。
「つまらない労働からの脱却」かもしれないと、思いました。
お金のために働く。
仕方ないとは思いつつ、どうにかして脱却できないかは考えます。
しかし、うまくいきません。
「どうせ無理」だと思ってしまってます。
- 皆、苦労して働いてる
- やりたくないことをするから、お金をもらえる
- 生活するには、お金が必要
言い訳しながら、お金のために働いてます。
やりたいことを、自分で決めてやる。それが、君にふさわしい「行動する理由」です。
目標は「自分のためになること」と「人のためになること」で決めたいものです。
やりたいことは、「つまらない労働からの脱却」です。
そのためには、今の仕事以外からの収入源が必要です。
- 自分のためになること
- 人のためになること
両方兼ね備えてるものが良いです。
仕事とは人の役に立つことだからです。誰かを喜ばせることができたり、誰かの役に立つことができたとき、それが仕事になります。
- 誰かを喜ばせられる
- 誰かの役に立てる
どちらかがないと、仕事にはならないわけです。
- 自分のためになること
- 誰かを喜ばせたり、役に立てたりできること
果たしてなんだろう、と俯いてしまいます。
「歌手=歌うことが好き。マンガ家=絵を描くこと、ストーリーを作ることが好き。保育士=子どもたちと触れ合うこと、成長を見守ること、世話をすることが好き」
こんな感じに「何=職業」で語っていた夢を「なぜやりたいか」に分解していくのです。それからじっくり考えて、一つ一つを組み立てていきましょう。
- 自分の考えを文章にまとめるのが好き
- 自分の文章を読んでもらうのが好き
このブログが続いてるのは、本の感想を自分の好きに書いて、それを読んでもらえてるからです。
好きに書けなかったり、読んでもらえなかったりしたら、続かなかったでしょう。
好きで続いてるブログですが、職業にするのは難しいです。
「どうせ無理」がやってきます。
本当は頑張りたいし、夢もたくさんある人が、「そんな仕事で食っていけるわけないじゃん」とか、「そんなことをして何の意味がある?」と否定されたときに、自分の心を守ろうとして必死で使う、やらない言い訳なのです。
自分で自分を否定してるようです。
でも、どうしたらいいのでしょうか。
何かをやろうと決めて、小さな成功を味わい、小さい自信をつける。
そしてその小さな自信を育てていく。
自分にできる何かで、人に役に立てる何かを、少しずつやってくしかありません。
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