いっちの1000字読書感想文

平成生まれの30代。小説やビジネス書中心に感想を書いてます。

『「どうせ無理」と思っている君へ』植松努(著)の感想【小さな成功と小さい自信】

小さな成功と小さい自信

本書は、『なぜ僕らは働くのか』という本で紹介されてました。

感想はこちらです。

その本で、本書がおすすめキャリア本として挙げられてたので、読みました。

『「どうせ無理」と思っている君へ』というタイトルに、ギクッとしました。

自分のことだと思ったからです。

私は何回「どうせ無理」だと、思ったのだろう。

  • 大学受験
  • 就職活動
  • 小説の公募
  • 脚本の公募
  • 図書館司書の応募

どれも思うようにはうまくいきませんでした。

  • どうせもう無理だ
  • やったところで無駄だ

辞める理由には十分でした。

そうして辞めてきた私は、今、何を無理だと思ってるんだろうか。

無理だと思うものがあるから、本書を手に取ったのだと思います。

「つまらない労働からの脱却」かもしれないと、思いました。

お金のために働く。

仕方ないとは思いつつ、どうにかして脱却できないかは考えます。

しかし、うまくいきません。

「どうせ無理」だと思ってしまってます。

  • 皆、苦労して働いてる
  • やりたくないことをするから、お金をもらえる
  • 生活するには、お金が必要

言い訳しながら、お金のために働いてます。

やりたいことを、自分で決めてやるそれが、君にふさわしい「行動する理由」です

目標は「自分のためになること」と「人のためになること」で決めたいものです

やりたいことは、「つまらない労働からの脱却」です。

そのためには、今の仕事以外からの収入源が必要です。

  • 自分のためになること
  • 人のためになること

両方兼ね備えてるものが良いです。

仕事とは人の役に立つことだからです誰かを喜ばせることができたり、誰かの役に立つことができたとき、それが仕事になります

  • 誰かを喜ばせられる
  • 誰かの役に立てる

どちらかがないと、仕事にはならないわけです。

  • 自分のためになること
  • 誰かを喜ばせたり、役に立てたりできること

果たしてなんだろう、と俯いてしまいます。

「歌手=歌うことが好きマンガ家=絵を描くこと、ストーリーを作ることが好き保育士=子どもたちと触れ合うこと、成長を見守ること、世話をすることが好き」

こんな感じに「何=職業」で語っていた夢を「なぜやりたいか」に分解していくのですそれからじっくり考えて、一つ一つを組み立てていきましょう

  • 自分の考えを文章にまとめるのが好き
  • 自分の文章を読んでもらうのが好き

このブログが続いてるのは、本の感想を自分の好きに書いて、それを読んでもらえてるからです。

好きに書けなかったり、読んでもらえなかったりしたら、続かなかったでしょう。

好きで続いてるブログですが、職業にするのは難しいです。

「どうせ無理」がやってきます。

本当は頑張りたいし、夢もたくさんある人が、「そんな仕事で食っていけるわけないじゃん」とか、「そんなことをして何の意味がある?」と否定されたときに、自分の心を守ろうとして必死で使う、やらない言い訳なのです

自分で自分を否定してるようです。

でも、どうしたらいいのでしょうか。

何かをやろうと決めて、小さな成功を味わい、小さい自信をつける

そしてその小さな自信を育てていく

自分にできる何かで、人に役に立てる何かを、少しずつやってくしかありません。

本書はKindle Unlimitedで無料で読めました。

Kindle Unlimitedの30日間無料体験はこちらです。