いっちの1000字読書感想文

平成生まれの30代。小説やビジネス書中心に感想を書いてます。

「ドラゴン堀江」の感想【天才型(堀江)と努力型(TAWASHI)】

ドラゴン堀江とは

  • 堀江貴文さんと、売れずにくすぶっている若手タレントの3名が、わずか半年間で東京大学合格を目指す受験ドキュメンタリー番組
  • AbemaTVで放送

 

受験するタレント

  • 堀江貴文:ホリエモンの愛称で親しまる、天才

  • わちみなみ:Hカップグラビアアイドル、明治大学卒

  • TAWASHI:ピン芸人、早稲田大学中退

  • オバンドー吉川:コンビ芸人、IQ148

 堀江さん以外、この番組を見るまで知りませんでした

 

堀江さんも受験することで、目が離せない

 毎週欠かさず視聴しておりますが、まず引き付けられるのは、堀江貴文さんが東大を受験するということです。

 かつて東大合格した堀江さんが講師をする番組かと思いましたら、スタッフからの「堀江さんは受かるんですか?」の挑発に、「俺を誰だと思っているんだ」と受験するハメになりました。

 

堀江さんは足きり突破します

 若手タレントさんたちと比べ、忙しすぎる堀江さんは、東大受験前のセンター試験で足切りになるのではと思いました。

 しかし、堀江さんは足切りを突破します。

 多忙で勉強に割く時間がほとんどないのにも関わらず、センター試験で72.6%を取得します。

 ※わちみなみさんとオバンドー吉川さんは、足切りを突破できませんでした。

 

天才型と努力型

 足切りを突破した堀江さんとTAWASHIさん、タイプが全く違います。

  • 堀江さん:勉強時間僅かで東大の足切り突破する、天才型
  • TAWASHIさん:毎日12時間勉強する、努力型

 出願先は2人とも、文科Ⅰ類です。東大文系の最難関ですが、足切りの点数が低いということで、ここになりました。

 

努力を見せて結果を出す

 昔の私なら、ほとんど勉強しないで足切り突破するホリエモンかっけええ! となっていたはずです。もちろん堀江さんはすごいし尊敬します。

 しかし、毎日12時間勉強するという努力をし、それを包み隠さず見せて、結果を出すTAWASHIさんに心惹かれるのです。

 私は、努力を見せて結果がだめだったとき、「あんだけ頑張ってたくせにダメだったんだ」と思われたくないために、努力を見せることは恥ずかしいと思っていました。

 でも違いました。

 TAWASHIさんの努力する姿を見て、私は力を貰いました。自分も頑張ろうと思うことができました。

 堀江さんしか知らなかった番組ですが、TAWASHIさんの一所懸命に努力をする姿を見ることができたのが、視聴し続けてきて良かったと一番感じた部分です。

 

合否はどっちだっていい

 結果はどちらでもいいです。番組的には受かってるのが最高の形でしょうが。

 TAWASHIさんは、次に何かやるときにもこの圧倒的な努力を傾けられる人なのは間違いありません。この番組を通じて努力の大切さを再認識させられました。