フィーリングカップルの残酷さ
「ドリームマッチ」は、お笑い芸人をシャッフルしてコンビを組み、ネタをやる番組です。
なんと6年ぶり。
以下がネタをする出演者です(敬称略)。
秋山竜次(ロバート)、オードリー、くっきー!(野性爆弾)、サンドウィッチマン、霜降り明星、千鳥、チョコレートプラネット、ナイツ、バイきんぐ、ハライチ、山里亮太(南海キャンディーズ)、渡辺直美
秋山さんや山里さんなど、コンビやトリオから一人だけ選出されている場合もあります。(選出されなかったメンバーがどう思っているか、気になります)
コンビの決め方はフィーリングカップルです。
フィーリングカップルは、
- 誰を選ぶかわからない状態で、全員、誰と組みたいかを一人選ぶ
- それに対して相手も自分を選んでいたらコンビ成立
当然、人気があるメンバーから決まっていき、最後に残るのは人気がないメンバーです。(テレビ的にそう映ります)
最後の2組(4人)に残ってしまったのは、
- チョコレートプラネットの2人
- ナイツの塙さん
- 霜降り明星の粗品さん
でした。
チョコレートプラネットの2人は可哀そうです。
2人とも残ってしまうと、偶然というより、人気のなさを露呈した感じに見えてしまうからです。
もちろん、チョコレートプラネットの2人が悪いわけではありません。
キャスティングした側、キャスティングを受けた側の責任です。
出演者を横並びで見たとき、現在のチョコレートプラネットは、ネームバリューや華に欠けています(ネタが面白いかどうかではありません)。
「ドリームマッチ」ですから、出演者にネームバリューや華は必須です。
誰もがドリーム感のあるコンビを組みたいと思うからです。
(この点、ハライチの岩井さんは渡辺直美さんをずっと選んでおり、頭の良い方だと思いました)
次にキャスティングを受けた側の責任についてです。
番組スタッフが、
「今度のドリームマッチ、チョコレートプラネットさんに出ていただきたいです」
と言ったとき、マネージャーは、
「他の出演者を教えてください」
(出演者を聞いて、チョコレートプラネットの2人に相談してから)
「まだあの2人は出られません。いずれそこに出られるよう頑張りますので、今回は辞退させていただきます」
という視点が必要だと感じました。
フィーリングカップルでコンビを決めるからです。
単にコンビでネタをやる番組とは違います。
オファーを受けたときには、客観的に自分の立場を踏まえて返事をする必要があると感じました。
そうでないと、痛い目に合うのはオファーを受けた側だということが、露骨に伝わるからです。
今回の番組で、チョコレートプラネットの今後の活躍に期待が高まりました。